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「秘密の扉」あらすじ15話~19話

このドラマのデータとネタバレなしの感想は別ブログにあります。
そちらもよろしくお願いいたします。

    →「秘密の扉」データと感想

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今回の部分では、清の使臣団の問題の解決と、新たに、平民にも科挙の機会を与えようとするソンの試みが描かれます。

15話
世子ソンに清の使臣団の説得を任せると言う英祖。
たった一人の息子であるが、しくじれば世子の座を奪い、二度と手に入れることは無くなるが、それでもやるかと言う英祖に、もちろんやると答えるソンです。
王のところを退去したソンを待ち構えていた世子嬪父のホン・ボンハンは、今からでも断るようにと言うのですが、決心の変らないソン。
ボンハンは老論派のところにその件を報告しますが、老論と世子を共に陥れようとしている王の意図に気付いているミン・ベクサンは深入りを避けよう、と言い、キム・テクも必要となれば世子を切り捨てるつもりです。

3年間王の元で仕えていたジュゴンは世子付きの尚宮に、世子が無謀な人ではないと言い、彼がどのように月日を送っていたのか?と聞きます。
ジェゴンが世子を守るために王の元に行ったのだ、と聞いた尚宮は彼を世子の秘密の書庫へと案内します。
やがてやって来たソンと対策を講じるジェゴンです。

王の方は少論派のイ・ジョンソンとチェ・ジェホを呼び戻しています。
さっそく国政に参加させる王なのですが、ソンを助けさせるためではありません。
英祖は彼らを、ソンが失敗した後の後始末をさせるつもりのようです。

一方、ウンシムの妓楼にいるジダムを見ていた元従事官のピョン・ジョンウンは昔の仲間にその情報を知らせています。
知らせを受け、妓楼にやって来る捕盗庁。
ちょうどそこでは世子が老論派と使臣団への対策を終え、帰ろうとしていたところ。
世子はすぐさまジダムの元に行き、彼女を逃がしています。

老論派の方はソンがすっかり骨抜きになったと思っていたのですが、この騒ぎのさなかにソンが消えたことに不審を抱きます。
すぐさまソンが王宮に帰ったかどうか確認させるキム・テクです。
宮殿では父から話を聞いた世子嬪が東宮殿に向かい、世子が中にいるように演技をしてソンがいるかどうか確認しようとする老論を追い払っています。
確認は取れなかった老論派ですが、今までのソンの態度が仮面で、老論を滅ぼそうとする計画を今も立てているのではないか?と疑っています。

ソンの方はジダムに、もう一度勇気を出せぬか?と訊いています。ジダムの恨みを洗い流したいと言うソンです。

結局ジダムを連れて王宮に帰るソン。
世子嬪も不愉快ではあるのですが、ソンの危機とあっては協力せざるを得ず、ジダムをちょうど新しく入る予定だった女官と入れ替え、宮殿に留まらせています。
本名ではまずいので、源氏名のピンエに入宮するはずだった女官の名字を合わせ、パク・ピンエと名付ける世子嬪です。
しかし、ジダムの入宮には裏があります。
すべては東方剣契の頭目だったナ・チョルチュの計画です。
今では表では商団の行首、裏では鳴砂団の団長となっているチョルチュ。
ジダムの居所を伝えたジョンインもまた、鳴砂団の団員となっているのね。
独りになるや否や、チョルチュに命じられたように王と世子の動きと彼らについている護衛の数と配置を調べ始めているジダムです。

やがて清の使臣団が到着します。
老論は世子のことを考えるとあまり協力したくはないと考えを変えてはいるのですが、外交は外交で解決せねばならない、と主張するゲヒです。

世子のところにやって来た使臣は清の皇帝からの命令だ、と黄海道沿岸での清の漁船の操業を全面的に許可すること、清の寄港地として2か所の港を使わせること、朝鮮で清の民が法を犯したとしても治外法権を認めること、を、要求します。
ソンは港の件は受け入れるが、操業については5里以内の制限を設け、ちがいほうけんについてはみとめられない、と突っぱねます。
すると、ソンの案を受け入れてもいいが、その場合は5万人の派兵が条件だと言う使臣。
それも拒否するならば開戦の意思があるとみなすと言う使臣です。
即答できないと3日の猶予をもらうソンです。

老論の内部では派兵は出来ないから治外法権を認めるべきだ、と主張するゲヒなどと、それでは世子の立場を守れないとするボンハンなどに意見が2分しています。
しかし、ともかくは国益を守る方法で交渉すべきだ、ということになり、献上品を予定していたものよりはるかに高価なものに変え、使臣たちの機嫌をとった上でもう一度交渉に持ち込もうという事になります。
テクが自分の人脈を使い、上等な高麗人参を用意するのですが、テクを信頼していないソンは倉庫に見張りを置いています。
しかし、使臣の前で献上品を開けると朝鮮人参はひどい状態で、激怒する使臣たち。
考証はしない、と席を立つ使臣たちです。

実はテクが朝鮮人参を仕入れた先はチョルジュの商団。
彼は世子を陥れるつもりのようで、敵の敵は味方だ、と老論と手を組んだようです。

16話
ひどい状態の朝鮮人参を見て激怒する清の使臣たちに不手際を謝るソンでしたが、交渉はしない、献上品も要らない、と帰ろうとする使臣団。
ソンは彼らの前に跪き謝罪、使臣は真摯な謝罪に免じて機会を与える、と言いますが、条件付きです。
3日以内に清の皇帝の気に入る献上品を用意いせよ、と言う使臣。高麗人参ごときでは気持ちは動かないと言って立ち去ります。

ソンは一旦は危機を脱しましたが、かわりに国内での火種を抱えることになってしまいました。
跪いての謝罪に下級役人を中心に不満がくすぶり、このままでは上級職の者にまで広がりそうな勢いです。
英祖は、跪くなど自尊心はないのか?と言いますが、王室の本分は威厳を保つことではなく、民を守ることだと話すソン。いかにしても問題を解決せよと命じる英祖です。

ジダムはソンと顔を合わせるのですが、ソンのどちらの姿が本当なのか分からない、と言います。
かつて、殺戮を見過ごしその上老論派の子息と酒盛りをするソンの姿が本当なのか、民のためなら使臣に進んで土下座する姿が本当なのか…と言うジダム。
私から、望む答を引き出せる日が来ればいいなあ、と呟くソンです。

老論と対策を話し合うソンですが、使臣は何を献上してもケチをつけるだろうからと譲歩を主張するものも出てきます。
でも、操業権の有無は漁民にとっては死活問題で、これを放棄することは漁民たちの師に繋がる、と国益厳守が自分の政治復帰の問題だけではないことを話すソン。
まずは、何としても使臣の気に入る献上品を探すことに手を尽くすことだと言うソンです。

ソンは使臣が立ち去った時に落としたものを拾っており、それをいつも本を仕入れている男イ・ダルソンに見せています。
彼はそれを見て黙珠(ロザリオ)だ、とソンに教えます。
黙珠は西学(キリスト教)の信者の証で持ち主は信者であろう、と言うイ・ダルソンです。

英祖の方はジェゴンが東宮殿に出入りして世子を助けていることを把握しているのですが、信徒の問題を解決させたいから、と黙認しています。
しかし彼はソンが問題を解決できるとは思っていません。
ソンと清の話し合いは平行線をたどると予想した上で、しばらくその状態が続いた後に自分が出て行き少し譲歩すれば解決する、という見通しを立てています。

キム・テクの方はソンの敗北は決定的だと見切りをつけたようです。
自分たちの意のままになる王を替わりに据えよう、との計画をスタートさせています。
王が反対するだろうと言う他の老論派の重臣たちに、その時は前王のように殺せばいい、と言うテク。
さっそく王族イ・ギュの屋敷に行って話を持ち掛けています。

献上品については黙珠がヒントになって大まかな考え方が定まったようです。
そして、テクの動きについても把握しているソンなのですが、なぜか突然訓練都監(都の守備を担当する軍監)に出向いて宴会です。
その行動を、酒盛りに見せかけて同志を募っているのかも?と疑う老論派。
テクはミン・ベクサンに命じて彼の子のウソプから情報を聞きださせています。
ウソプは、世子は交渉する気が無いようで、清を手中にすれば自分の地位は安泰だ、と言っていた、と話し、この3年でソンが書き上げた2冊の兵法を記した本を差し出します。
テクはそれを受け、清の使臣に密かに会いに行きます。
テクはソンが清を手に入れる気だと話し、兵本の本も手渡しています。
その上で世子の誥命取り消し(ソンを世子と認めるという皇帝の命)を皇帝陛下に提案してくれるようにと賄賂も送っています。

そして、清の使臣との交渉の日です。
しかし、やって来るなり、献上品はいい、と言い交渉ではなく、世子の誥命を取り消す話を持ち出す清の使臣。
「清を手に入れれば世子の座は安泰だ」と言ったのは本当か?と問う使臣の言葉を認めるソン。
しかしソンは、手に入れたいのは清の領土ではない、と西学の祈祷書を筆写したものを取り出し、私の真心だ、と言います。
どうして私が信者と分かったのか?と問う使臣にロザリオを返し、実はよく知らないのだが、学びたい、と言うソン。
そして、自分が手に入れたいのは清に入って来ている西洋からの文化であり、互いの文化を受け入れ合えば和平につながるのではないかとソンは言います。
それでも兵法の本が気になる使臣。そのことを問うのですが、それが皇帝陛下のお気に召すのではないかと思い準備した献上品だと答えるソン。
自分がそれを執筆したのは朝鮮の国防のためで、朝鮮の国防こそがふさわしい献上品だと言い、朝鮮の国防力が強まれば日本が大陸を征服しようとしても朝鮮が清の盾となることができると話すソンです。
その上でその本の中には朝鮮の開発した武器の情報もある、と伝え、また、自分が渡す前になぜ使臣の手に渡ったのかと問題にするソン。

結局、本が派兵の代わりに認められた形で朝鮮の案は全て通ります。
使臣はテクの送った賄賂も返し、テクやイ・ギュは逆賊として逮捕されます。

テクが王の前に連れて来られると人払いをして2人で話す英祖。
世子を殺そうとした名分を問う王に、王と一緒だと答えるテク。
世子は3年前のことを忘れてはおらず、兵法書まで書いて機会を狙っていた、とテクは言います。
だから世子が刀を抜く前に斬ろうとしたと言うテクに、世子を斬れるのは私だけだ、と言う王。
政敵とはいえ自分の子に手を下すのをつらいだろう、と言うテクに、自分のやり方を教える時間はたっぷりあり、屈服させる、と自信満々な王です。

そして、テクの処刑の時を迎えるのですが、世子に斬らせようとする英祖。
刀を手にしたもののテクの命は奪わず、縄を切ったソン。
テクは死罪にはせず、官職の剥奪と都からの追放を言い渡すソンです。
自分が目指すのは殺すのではなく生かす政治だ、と言う世子ソン…。

17話
清の使臣との交渉に成功した世子ソンは政務に復帰することになります。
ソンの、殺すのではなく生かす政治、に、感銘を受けたと言う英祖ですが、臣下がそれを受け入れるかどうかが心配だ、と言います。
それをけん制するのが私の役目、とソンに庶務の決議権を渡すものの、人事・外交などは自ら持ち続けると言う英祖。

英祖はまた、ジェゴンに東宮殿に戻るようにと命じています。
ソンの言いなりになるのではなく、慎重さを教えてやれ、と言う英祖です。

朝会では新人事が発表されます。
キム・サンノは領議政、世子嬪父のホン・ボンハンは御営大将、イ・ジョンソンは礼曹判書、チョ・ジェホは教寧府領事に任命されます。
ソンは臣下たちに、不偏不党の政治を望み党派間の調整などは必要としない、と言い、党利を求めるものは追放しされ、民のために戦う者が生き残るだろう、と宣言します。

一方、ジダムは竹筒を宮外の仲間に渡すことにより、宮内の情報を伝えていたのですが、その筒を投げるところを英祖の側室である昭媛ムン氏に見られてしまいます。
ジダムの身元を疑うムン氏でしたが、そこに世子嬪が現れ、ジダムの身元を伝えるのですが、わなを仕掛けるムン氏。
でも、ジダムは機智を働かせて何とかしのぎますが、ムン氏の疑いは完全には晴れていないようです。

ジダムの送った情報は無事にチョルチュの元に届きます。
世子が使臣の心を掴んだ理由の中に黙儒について情報を得たイ・ダルソンの名前があるのを見るチョルチュ。
彼から危険な書物を含む大量の書物を入手している男がもしかしたらソンかもしれない、とチョルチュは思います。
もしかしたら、世子は変わっていないのかもしれない、と考えるチョルチュです。

しかし、少論派のイ・ジョンソンから出た、3年前の事件で逆賊となった者たちの家族の放免の提案を、老論派の反対を警戒して却下します。
それを身近で聞いていてがっかりするジダム…。

そんな頃、世子付きの内官の弟が科挙の身代わり受験でつっか待っていると言う話を聞くソン。
しかし、彼が身代わり受験をした理由はお金ではなく、受験資格のない自分自身の境遇がもどかしく手の事のようです。
彼の他にも10数人が代理受験していたのですが、全員成績は上位なのね。
世の中の役に立ちたかったが平民には赦されない夢だろうか?と言う内官弟の話に心を動かされたソンは、ともに道を探ろう、と言っています。

ソンはさっそくイ・ジョンソンの家を訪ねます。
平民にも科挙への道を開けるのに力を貸してくれるように頼むソンなのですが、臣下たちは少論も老論も誰一人賛成しないだろう、と難色を示すジョンソン。

でも、翌朝になり、朝会でソンが受験資格を拡大し平民の男にも与えると宣言した時にはジョンソンは援護射撃をし、ソンの宣言を発布します。
同時に金銭目的ではなく腕試しが目的で科挙を受けたものについては罪に問わない処置を下します。
民のために働くソンの姿を見かけたナ・チョルジュはイ・ダルソンと繋がっている男がやはり世子だった、と確信したようです。

自分に相談もなく話を決めたソンに驚くジェゴンでしたが、王が彼を通じて彼をコントロールしようと知っていたソンは、ジェゴンに嘘をつかせないためだった、と言っています。

英祖はソンを呼びます。
ソンの決めたことを無茶だと言い、身分制度をひっくり返せば民は王室を狙ってくる、と言う王。
それに対しそんな王室であれば存続する意味がない、と主張するソンです。

18話
王室の権威は民の支持と信望を保ってこそ輝きを放つのではないか?と王に訴える世子ソンでしたが、英祖はソンの言う方法では得られない、といいます。
民を適切に統制し、恐怖心を植え付けろ、と言う英祖。そうすれば民は服従し、支持するのだ、と言い、科挙を元通りにせよ、とソンに言います。
ソンがそれを拒否すると、英祖は人事権を使い、礼曹判書のイ・ジョンソンを解任し、ミン・ベクサンをその任に就け、すぐさま、ソンの出した宣言は取り消されます。
自分の身の安全のためにはここで留まるべきだ、と分かっていながらも、民との約束との板挟みに悩むソンです。

老論の集まりでは、世子の行動が報告され、彼が国を滅ぼすまで止めない、と判断する老論派。
ソンの義父であるホン・ボンハンは他のメンバーから、世子の側に付いたら老論派の一員とは認めない、と通告されています。
続いて、自分たちの科挙に関する計画を離す老論派。
科挙を通じて老論のための朝廷を作り上げようと言う計画のようですが、今年の科挙も従来通りに行う、と話し合っている老論。

老論派の話し合いはウソプが密かに聞いており、ソンに報告します。
「従来通り」という言葉から、老論派が以前から科挙で不正を働いている、と確信するソン。
不正を立証できたら今の状況を打開できるかもしれない、と思うソンです。

一方、ソンが本を入手していた男ダルソンもまた、科挙がやはり受けられなくなって意気消沈しています。
そんな彼に、いつものように伝書鳩で世子に連絡を取れ、と言う鳴砂団の団長ナ・チョルチュ。
科挙の問題の打開策がある、と書かれた伝言を読み、変装して東宮殿を抜け出し、約束の場所にやって来るソンです。
そこに現れたチョルチュの無事を喜び、ジダムの消息は知っているか?と問うソン。
チョルジュは逃げる途中ではぐれてしまった、と答えるのですが、ジダムを守るための嘘だと分かっている、と言い、ジダムが自分の元にいると話すソンです。
その様子は元従事官のピョン・ジョンインが聞いており、急いでジダムへの口裏合わせの文を送っています。

チョルチュは、新たに礼曹判書に任命されたミン・ベクサンが大々的に科挙の不正をしているとしたら?と問いかけ、これを暴くことにより老論はもちろん、彼を任命した王まで攻撃するプランを話します。
父親を攻撃することにためらいを覚えるソンでしたが、民との約束は守るべきだと思い、チョルチュの計画に乗ることにするソン。
どうして不正に気付いたのか、とチョルチュに聞きます。
彼は科挙の前になると最高級品の紙の需要が急に高まることから、その紙が試験官が手心を加えるサインになっていると気づいたのね。

一方領議政のサンノは王のところに行き、新しい王妃を迎えるように提言しています。
ソンは朝鮮にとって危険だから、と新たな世継ぎの誕生を望んでいることを伝えるサンノです。
続いて昭媛ムン氏のところに行くサンノ。
そこでムン氏の方から、自分を王妃にしてくれるようサンノに持ちかけています。
サンノがより強く自分を支持してくれるよう、東宮殿の情報を差し出すムン氏。
ジダムの事ですね。
元尚宮の姪として東宮殿に入った女官がどうも姪などではないようで怪しいと伝えるムン氏。
それを聞いたサンノはジダムではないか、と推測し、すぐさま元尚宮の家族を連れてくるように命じています。
ムン氏とサンノの動きは世子嬪が探っており、父に急いで元尚宮家族の元に駆けつけてくれるように頼みます。

サンノ側の人間が尚宮家族の元に到着しいた時にはもぬけの殻。
しかも、近所の人らが、自分たちに金を借り、そのまま夜逃げした、と騒いでいます。
もちろん、世子嬪父ボンハンの工作です。
ボンハンは世子嬪に、ジダムを追い出すように言うのですが、今追い出すとかえって疑われる、と反対する世子嬪です。

ソンの方はジダムを秘密の書庫に連れて行き、ジダムの父は守れなかったけれど、お父さんの出版した本だけは残したかった、と何冊もの本を見せています。
そして、世子嬪母への書状を届けさせる名目で宮殿から外出させ、チョルチュへの書状を託しています。
書状にはジダムは仕事上、宮外に出ることができるが何度も遅れないから、書家貸本の方式で連絡を取ろうと塀の瓦の下に竹筒を置いておく連絡方法を提案しています。
世子に手を貸してもよいだろうかと訊くチョルチュに、もちろん、あのころのままの世子だ、と答えるジダムです。

一方、領議政の任を解かれたイ・ジョンソンは都を離れるつもりだとソンに話しています。
でも、戦いはまだ終わっていない、と都落ちを止め、不正を働きそうな礼曹の役人を探るようにと命じています。

表面的には科挙の件では動きを見せないソンでしたが、その静かさを逆に不審に思う英祖。
ジェゴンに探りを入れるのですが、ジェゴンもまた、ソンの動きが無い事を不思議に思っています。
諦めたのかと訊くジェゴンでしたが、ソンは、案が潰されたことだけでもつらいのに、探りを入れるのはよしてくれ、とあくまで彼には計画を漏らさないつもりのようです。

イ・ジョンソンの方は、ついに怪しい人物を掴んでいます。
彼らの身辺はソンからの連絡を受けたチョルチュたちがさぐり、ついに2人の役人の不正の実態を掴んだようです。
しかし、その二人ともがウソプ父ミン・ベクサンの腹心の部下なのね。
これからどうすればいいのか、と悩むソンに、攻撃するだけだと答えるウソプ。
ソンはウソプ父や自分の父である王を倒すことが正しい事だろうか、他に手が無いかと、さらに熟考を重ねます。

しかし、ついに決心をするソン。
ウソプにはこの件から手を引くようにと言うと、ミン・ベクサンのところへ行きます。
ソンはベクサンに、不正の証拠も証人も自分の手にあることを話しペクサンの手で不正を正してくれるように要求します。
ソンは王と敵対するのではなく、説得する道を取ろうとしているのね。

結局、王の元に行き、世子が科挙の会場に行き、直接出題することを認めさせます。
ソンは弟が替え玉受験で捕まった内官を呼び、彼の弟が同じ境遇の平民の人らを集めて直訴するよう手はずを整えています。

そして、科挙当日。
ソンの計画通りやって来たソンに直訴する平民たち。
ソンは彼らを連れて入ろうとするのですが、そこにイ・ジョンソンがやって来て、彼を止め、ソンだけを連れて門内に入ります。
外からは直訴の声が聞こえ、ソンは門を開けに行こうとするのですが、世子が開ければこの事件の主犯になってしまう、と止めるジョンソン。
自分のすべきことは世子をお守りすることだ、と言い、自らの手で門を開けるイ・ジョンソンです。

19話
イ・ジョンソンは科挙の試験場の門を開くと、平民の科挙受験志望者たちに、機会を与えると言って門の中に入れます。
世子ソンはこれを受け、民意に背くものに、国を治める資格はない、と彼らに受験の機会を与えようとします。
でも、科挙受験者の中から反対の声が挙がります。
それを押さえるのはミン・ベクサンです。
両班が平民ごときに劣る訳はないという事を試験で証明するようにと説得します。

試験会場での出来事の報告を受けた英祖はホン・ボンハンを呼び、御営府の兵を連れて行き試験を止めさせろと命じます。
命令を受け、試験場に入ろうとするホン・ボンハンたちなのですが、門の前でイ・ジョンソンや平民受験者の家族などが盾になり、兵が中に入るのを阻止。
兵は暴力をふるって中に入るのですが、必死に抵抗する民たちです。
この騒ぎを見ていたナ・チョルチュ達は町中に引き返し、民衆を扇動、巷の民も試験会場前に押し寄せます。

流血の事態になる一歩手前でジェゴンは王に報告、王はしぶしぶ鎮圧の中止を認めます。

会場では無事に試験が終わり、採点がなされます。
そして、合格者の発表。
合格者の半数は平民で、内官の弟のチャン・ドンギは主席です。
朝鮮の新しい道が開けた、と合格者に官服を授けるソンです。

老論派はどうして世子を阻止しなかったのか?とミン・ベクサンを責めます。
ベクサンは、平民が合格するなどあり得ないことだと思っており、試験の結果で平民たちに思い知らせたかったのだ、と話しています。
そして、老論の子息が2人しか合格できなかったことを反省すべきだ、と言うのですが、それと身分秩序とは別問題だ、と言うゲヒです。

英祖はソンを呼び、平民の合格は認められない、と言い、ソン自らの手で元に戻すようにと命じています。
事態収拾のために書いた王の筋書きは、イ・ジョンソンを事件の首謀者として刑に処し、世子が試験に平民を参加させたのはやむを得ずした事だった、と平民合格者の官服を取り返すことです。
しかし、それは出来ないと言い、平民たちの書いた試験の答案を読むように求めるソンなのですが、紙を開くこともなく、尚膳に燃やせと命じる英祖。
身分の秩序が国を支えており、それが乱れれば、次は王室が滅び、国が終わると言って、再度ソンが自分の意に従った行動をとるように求めます。
でも、それを断るソン。ならば自分は息子を失い、朝鮮は世継ぎを失うことになると言う英祖。
どうしても譲らぬと言うなら世継ぎの地位を奪うしかないと言う英祖ですが、やはり譲らぬソンです。
それを聞いていたジェゴンは王に、廃位はなりません、命を懸けて世子を説き伏せて見せます、と懇願しています。

英祖はジョンソンもジェゴンも皆、頼まれてもいないのにソンを守ろうとする、と彼の得体のしれぬ政治力の正体はなんだろう、と考えます。
世子の収める朝鮮がどんな国になるのか自分には見えない、と思う王。
分からないものの、自分が30年かけて作り上げてきた国を受け継ぐものにはならないだろう、と英祖は思っているようで、世子を捨てる覚悟をすでに固めているようです。
ただ、今彼を廃位するのは危険だと思っている王。
世子が科挙の件を白紙に戻すならば代案ができるまで形だけでもソンを世子の座にとどめておこうと考えている英祖です。

イ・ジョンソンの方は自ら牢に入っています。
心配してやって来たジェホに、自分を助けるために無謀なまねをするならここで自害すると世子に伝えるように言い、世子宛の書状を書きます。
「結果は予想通りで、理解されないことは最初から分かっていた」と書くジョンソン。
続けて「我々は、身分は不平等でも実力は平等だという、驚くべき成果を得た。ここからが再出発で、その為に私を切り捨ててください」とジョンソンは書いています。
「私に捉われていると全てを失い、今までの努力が乱心者の気候となってしまうという事を忘れないでください」とソンに書き送るジョンソンです。

隠し書庫でジョンソンからの手紙を読んでいたソンの元にジェゴンがやって来ます。
説得される気はないから帰ってくれ、と言うソンに、自分の弟だったら殴り倒している、と言うジェゴン。
この隠し書庫は東宮殿の人たちが命を懸けて作り上げた空間だ、とジェゴンは言います。
彼らが命を懸けたのは、ソンが聖君となる助けになるのならその価値があると思ってのことで、世継ぎの座を簡単に譲り渡すようでは彼らの忠誠心が無駄になると話すジェゴンです。
なおも、抵抗するソンに、それは罪の意識から逃れたいのではないかと問うジェゴン。
でも、平民が官吏になったところで無事では済まない、王と臣下が容赦なく彼らを排除する、世子の地位を捨てたところで何も守れない、とジェゴンは言います。
ソンの気持ちが分かる自分ですら時期尚早だと思うのに、王や老論派が反対するのは当然なことだと言うジェゴン。
ソンが君主となった時に臨みの治世を行うように、今は将来のために折れ、生き残るべきだと諭すジェゴンの言葉に涙を流すソンです。

ミン・ベクサンは王に辞職願を出しています。
王に書かされた辞職願だが、言われなくても書くつもりだった、と言うベクサン。
両班は平民よりも優れた存在であるべきだという信念の元に生きて来たが、その信念が揺らぎ、制度に疑念を抱いたため、これ以上政治には臨めない、と言うベクサンです。

ソンの方はジェゴンの説得を受け入れることにし、断腸の思いでイ・ジョンソンに僻地への配流と平民の科挙合格の取り消しを決めます。
ソンは牢のジョンソンを訪ねてて彼を守れなかったことを詫び、続いて平民合格者たちのところへと向かいます。
しかし、合格者たちはソンに言われる前に官服を脱いでおり、言われる前に返還します。
ソンとジェゴンの会話を聞いていたチャン内官がサンギに前もって頼んでいたのね。
約束を守れず、無駄な希望を抱かせてしまった、と謝るソンに、自分の名で堂々と試験を受けれたことだけでも励みになったと感謝をのべる合格者たち。
でも、ソンが王になったら一番に駆けつけ、官服を返していただく、と言っています。
そんな彼らに、即位の日には必ず呼び戻すから、その時まで希望を失わないでくれ、と言うソンです。

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この他にも、まとめてあらすじを書いているものもあります。上部にある、<感想記事一覧>のリンクから探してみてください。

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