スポンサーサイト
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
チョ・インソン、コン・ヒョジン主演の「大丈夫、愛だ」感想ネタバレ部分
この記事はなんじゃもんじゃの記事のネタバレ部分です。
先になんじゃもんじゃの感想をお読みいただけると嬉しいです♪

→「大丈夫、愛だ」ネタバレなしの感想
(感想ネタバレ部分)
実は男性主人公ジェヨルにまとわりついて来る高校生は実在の人物ではなく、ジェヨルが想像で作り上げた人物なんですね。
最初は架空の人物だと気づかなかった周りの人たちも、ついにそれに気づき、ジェヨルは統合失調症と診断されます。
正気では堪えられないほどの過去の傷や罪悪感から自らを守るために作り上げた人物だったのね。
人間って、それほど大きな傷はなくても、自らを守るために自分自身を騙す、という事はよくやることなので、こんな大きな傷を持っていたら、そうなるのも分かる、という気がします。
でも、彼の場合は幻想を完全に実在するものと思っているところが、精神病と診断される理由なんです。
その架空の人物を守ろうとしてヒロインをも傷つけてしまいかねないため、ヒロインとの恋愛の成就には彼が実在しないことを彼が受け入れなくてはなりません。
なかなか現実を受け入れられなかったジェヨルも、ヒロインの助けを得て、最終的には架空の人物であるという事に気付き、彼を送りい出す儀式を行います
彼の心に留まっていた彼自身の少年時代を受け入れ、送り出すことでもあったのね。
この場面はほんとに感動的でした。
とはいうものの、実際の統合失調症って、こんな分かりやすく受け入れやすい病気じゃないんじゃない?という印象もまた、持ってしまいました。
私の知っているこの病の人たちって、もっととんでもない言動をされるので、このドラマのように楽観的にはなれないのですが…。
それはさておき、精神病を端から拒否することは無い、というメッセージは大事で、しっかり伝わっていたと思います。
最終話で、ラジオ番組に出演したジェヨルがこんなことを言っています。
<多くの方がご存知のように、私は統合失調症を患っています。医師は百人に一人がかかる一般的な病気であり、完治が可能な病気だと言います。私はその言葉を信じて最善を尽くしてみることにします。愛する人のために私ができることは、絶対に希望を捨てない事だろうと信じています>
こう言った後、今日は自分のために休みの挨拶をする、と言うジェヨル。
他の人ではなく、自分自身に「ほんとうに大丈夫?」と問いかけ、温かいおやすみなさいの挨拶をして欲しい、と言って番組を締め括るジェヨルです。
そして、ドラマの登場文物たちが一人一人、自分自身におやすみの挨拶をする場面に続きます。
これはそのまま、ドラマの視聴者へのメッセージでもあるんですね。
他人の心をいたわるように、自分の心をもまた、いたわってやる。
ここもまた、涙が出てくるような場面でした。
構成面のことを言うと、ラストはお決まりの後日談となるのですが、
再会の後、結婚式をあっさりとすっ飛ばし、妊娠騒動で締めくくったのはこのドラマらしくっていいな、と思いました。
*このドラマのアンケートを設けました。
ご覧になった方々に、参加していただけると幸いです。
→「大丈夫、愛だ」は面白かった?
先になんじゃもんじゃの感想をお読みいただけると嬉しいです♪

→「大丈夫、愛だ」ネタバレなしの感想
(感想ネタバレ部分)
実は男性主人公ジェヨルにまとわりついて来る高校生は実在の人物ではなく、ジェヨルが想像で作り上げた人物なんですね。
最初は架空の人物だと気づかなかった周りの人たちも、ついにそれに気づき、ジェヨルは統合失調症と診断されます。
正気では堪えられないほどの過去の傷や罪悪感から自らを守るために作り上げた人物だったのね。
人間って、それほど大きな傷はなくても、自らを守るために自分自身を騙す、という事はよくやることなので、こんな大きな傷を持っていたら、そうなるのも分かる、という気がします。
でも、彼の場合は幻想を完全に実在するものと思っているところが、精神病と診断される理由なんです。
その架空の人物を守ろうとしてヒロインをも傷つけてしまいかねないため、ヒロインとの恋愛の成就には彼が実在しないことを彼が受け入れなくてはなりません。
なかなか現実を受け入れられなかったジェヨルも、ヒロインの助けを得て、最終的には架空の人物であるという事に気付き、彼を送りい出す儀式を行います
彼の心に留まっていた彼自身の少年時代を受け入れ、送り出すことでもあったのね。
この場面はほんとに感動的でした。
とはいうものの、実際の統合失調症って、こんな分かりやすく受け入れやすい病気じゃないんじゃない?という印象もまた、持ってしまいました。
私の知っているこの病の人たちって、もっととんでもない言動をされるので、このドラマのように楽観的にはなれないのですが…。
それはさておき、精神病を端から拒否することは無い、というメッセージは大事で、しっかり伝わっていたと思います。
最終話で、ラジオ番組に出演したジェヨルがこんなことを言っています。
<多くの方がご存知のように、私は統合失調症を患っています。医師は百人に一人がかかる一般的な病気であり、完治が可能な病気だと言います。私はその言葉を信じて最善を尽くしてみることにします。愛する人のために私ができることは、絶対に希望を捨てない事だろうと信じています>
こう言った後、今日は自分のために休みの挨拶をする、と言うジェヨル。
他の人ではなく、自分自身に「ほんとうに大丈夫?」と問いかけ、温かいおやすみなさいの挨拶をして欲しい、と言って番組を締め括るジェヨルです。
そして、ドラマの登場文物たちが一人一人、自分自身におやすみの挨拶をする場面に続きます。
これはそのまま、ドラマの視聴者へのメッセージでもあるんですね。
他人の心をいたわるように、自分の心をもまた、いたわってやる。
ここもまた、涙が出てくるような場面でした。
構成面のことを言うと、ラストはお決まりの後日談となるのですが、
再会の後、結婚式をあっさりとすっ飛ばし、妊娠騒動で締めくくったのはこのドラマらしくっていいな、と思いました。
*このドラマのアンケートを設けました。
ご覧になった方々に、参加していただけると幸いです。
→「大丈夫、愛だ」は面白かった?
- 関連記事
-
- 「恋のスケッチ~応答せよ1988~」感想ネタバレ部分 (2017/10/02)
- 「ベビーシッター」ラストについて (2016/12/21)
- チェ・ジウの「二度目の二十歳」感想ネタバレ部分 (2015/10/20)
- 「ガラスの靴」のラストについて (2015/03/12)
- コ・ス、イ・ヨウォンの「黄金の帝国」感想ネタバレ部分 (2015/02/24)
- オム・テウン、イ・シヨンの「一理ある愛」感想ネタバレ部分 (2015/02/13)
- カム・ウソン、少女時代のスヨン主演の「わが人生の春の日」感想ネタバレ部分 (2014/11/15)
- チャン・ナラ、チャン・ヒョクの「ポラロイドに託す想い」ラストについて、私なりの整理と解釈 (2014/11/12)
- エリック、チョン・ユミ、ソンジュンの「恋愛の発見」感想ネタバレ部分 (2014/10/15)
- チョ・インソン、コン・ヒョジン主演の「大丈夫、愛だ」感想ネタバレ部分 (2014/09/16)
この記事へのコメント
お気楽母さん、こんにちは。
お久しぶりです。
お気楽母さんも、ご覧になったんですね♪
> 途中で、自分自身で作りあげてる人物ではないかと思いながら見てたら、やっぱり・・・。
早くに気付かれていたんですね!
私なんて、まったく予想していなくて、これを知った時には驚きました。
> 子供の頃のトラウマは、克服できる人とそうでない人と様々です。
そうなんでしょうね。
みんなが克服できるといいんでしょうが、なかなかそうも行かないんでしょうね。
> 見終わって、う~ん難しい・・・疲れた・・・でした。
テーマ自体も相当重いものでしたもんね。
> 最後に私自身が、チョン・イソン君がイマイチなのが一番の原因かも・・・。
これ、やっぱり重要なところですよね。
いくらいいドラマでも、俳優さんがダメなばっかりに…という事が私もあります。
こればっかりは、運、ですかね♪
次は、最高!と思えるドラマに、出会われますように!
お久しぶりです。
お気楽母さんも、ご覧になったんですね♪
> 途中で、自分自身で作りあげてる人物ではないかと思いながら見てたら、やっぱり・・・。
早くに気付かれていたんですね!
私なんて、まったく予想していなくて、これを知った時には驚きました。
> 子供の頃のトラウマは、克服できる人とそうでない人と様々です。
そうなんでしょうね。
みんなが克服できるといいんでしょうが、なかなかそうも行かないんでしょうね。
> 見終わって、う~ん難しい・・・疲れた・・・でした。
テーマ自体も相当重いものでしたもんね。
> 最後に私自身が、チョン・イソン君がイマイチなのが一番の原因かも・・・。
これ、やっぱり重要なところですよね。
いくらいいドラマでも、俳優さんがダメなばっかりに…という事が私もあります。
こればっかりは、運、ですかね♪
次は、最高!と思えるドラマに、出会われますように!
トラックバック
URL :
難しい・・・ - お気楽母 - 2014年09月27日 21:18:14
久しぶりに覗いたら「大丈夫だ・愛だ」あるので少し・・・。
1日遅れで字幕は中国語で見ました。
どんな見かたしんとんじゃ?と突っ込まないでくださいね。
なので、こちらのあらすじに書かれてる病名表記がちょっと違う・・・。
そうか・・・日本語だとそう訳すのね・・・でした。
1・2話見ただけでは、リタイヤ大でございました。
ほかに見るモノが無くダラダラと・・・。
最終的には無難にまとめて終わった・・・でした。
悪くはありませんでした。
途中で、自分自身で作りあげてる人物ではないかと思いながら見てたら、やっぱり・・・。
子供の頃のトラウマは、克服できる人とそうでない人と様々です。
見終わって、う~ん難しい・・・疲れた・・・でした。
日本語字幕ではない事も影響してるかもしれませんね。
最後に私自身が、チョン・イソン君がイマイチなのが一番の原因かも・・・。