天地人に戻って来たホテをサプライズパーティーで祝う人々。
ホテはその場に孤児院の時の友人パク・ヒョンスがいるのを見て驚きながらも、ガンサンの配慮だと気付いたようです。
ヒョンスはやはりヘジュンのことを気にしているようなのですが、ヘジュンの方はまったく彼のことを知らない様子。
ヒョンスの様子に気付いたホテがヒョンスに、知っている人かと訊くのですが、否定するヒョンスです。
パーティーのさなか、韓医の元に、カナダで暮らしていた妻が突然帰国した、と言う知らせが入り、天地人へと来るように言う韓医。
妻に中に入って一緒に食事をしようと誘う韓医なのですが、疲れている、と言って帰る妻、韓医も追いかけて行きます。
一方、パーティーの席でマッコリを飲み過ぎ、酔っぱらってしまっているヘジュン。
ガンサンを見つけると、自分は腕力以外ホテに劣るところはないのに、みんな自分のことを嫌っている、などと言い出しています。
そして、ガンサンのことが好きだ、と言うヘジュン。
ガンサンが、私もヘジュンのことが好きよ、と言うと、結婚しようと言い出すヘジュンです。
もっと飲もう、とガンサンを誘うヘジュンなのですが、ホテに阻まれ、ヒョンスに部屋に連れて行かれるヘジュン。
眠り込んでしまったヘジュンをしばらく眺めていたヒョンスの手がヘジュンの方へと伸びて行きます。
首を絞めそうになるヒョンスなのですが、直前で手を降ろすヒョンス。
彼とヘジュンの間にはいったい何があるのでしょうか?
残ったガンサンとホテは明日になれば忘れてしまうような告白をして…などと話しているのですが、気になる?と訊くガンサンです。
気にならないと否定するホテに、ホテくん、私のことが好きでしょう?と言うガンサン。
私のことを心配することを許す!なんて言ったかと思うと、ホテの顔をむんずとつかんでキス。
そのまま走って逃げて行ってしまいます。
するんだったらちゃんとしろよな、などと言っているホテ…。
翌朝、元気のない韓医が天地人にやって来ます。
奥さんがいるのに朝から天地人に食べに来るなんて、などと言われている韓医なのですが、妻から離婚を言いだされた、と落ち込んでいます。
韓医の奥さん、彼は他の人にはいい人だけれど、自分にとってはそうじゃない、家族より他の人の方が大事だと言っていたようです。
自分がうつ病にかかったのも知らないでしょう、と妻。
離れれば良くなるかと思ったけれど、メールを送っても動画を送っても返事もなく、必要なことを伝えてくるだけで帰って悪くなったという妻です。
こんな関係は意味ないという妻、その上、自分のことを精神的に支えてくれる人もできた、と話す妻です。
そんな天地人にガンサンとホテが訪れた塩辛作りのおじさんがやって来ます。
彼は息子の墓所にギチャンがやってきたようだ、と言い、また、嫁から息子は塩辛作りが嫌だったのではなく、父親のような塩辛を作る自信がなかったんだ、と言う話を聞いたことを話します。
息子が実は、最高の塩辛を作るのが夢だったと聞いて、自分が息子を殺したという罪悪感は脱ぐことができたようです。
そして、かぼちゃキムチの思い出を話していた時にギチャンからの宅配が届くのですが、なかみはまさにかぼちゃです。
あまりのタイミングの良さに、誰かがギチャンと密かに連絡取っている?なんて話も出るのですが、ギチャンもかぼちゃキムチを思い出したんだ、と納得する人たちです。
一方、ギチャンの様子はますます変です。
孤児院でどなたをお訪ねに?と訊かれても名前の出ないギチャン。やはり認知症なんでしょうね。
そして、ギチャンが孤児院に現れたことを聞くハンドルフードのヒョンスク。
彼の探している人の名を聞いた聞いたヒョンスクは何故か、死んだ子をどうして?などと言っています。
ホテのところには刑事から電話がかかって来て、そちらに向かいます。
刑事にホテは、ミンチョル秘書が被疑者となった事件の被害者の写真をお願いしていたのね。
なんでこの事件を探っている、と訊かれ、家族を探そうと思って、と答えるホテ。
写真を見るホテですが、その写真には何も感じるところのないホテです。
刑事はホテに、自分達は同じものを探している、と言います。
それは何かと訊くホテに、動機だ、と言う刑事。
前回で出て来た孤児院院長の拉致事件を現在この刑事たちが追っているのですが、この事件は連続事件のようです。
院長は解放されたのですが、彼が悪事を告白したテープが報道各社に送られているのね。
どうやら、犯罪でありながらも悪を暴くというスタイルのようで、犯人はホン・ギルドンと呼ばれているようです。
こちらも被害者の共通項が分からず、動機が分からない状況です。
天地人ではかぼちゃのキムチを漬け、母親の思い出話になるガンサンとウジュ。
その後、ウンビが倉庫にいることに気付いたホテが行ってみると、ここは宝物のお城と言って自分の宝物を隠しているウンビ。
そのウンビがこんなのがあった、とホテに写真を見せます。
ホテがスケッチブックを見つけた時に落ちた写真ですね。
その写真には幼いホテと思われる少年とギチャンとは別の男性が一緒に写った写真です。
それを見て、その写真を取った場面を思い出すホテ。
そして、お父さん…と呟くホテです。
一方、ヒョンスクは抽斗からホテが持っているものと同じ文字の刻まれた懐中時計を取り出して見ています。
14話写真に一緒に写っている男が父親だと思いだすホテ。
そのあと、以前思い出した遊園地へ行ったようです。
一緒にいた父親が胸を押さえて苦しみ出し、倒れた時に近付いて来る電気自動車。
その車に乗せられたホテはクロロフォルム(?)を嗅がされ、誘拐されたようです。
その後ミンチョル秘書の車に乗せられ、父親の命を救いたければ、と脅された記憶に繋がります。
ホテは天地人を飛び出すとミンチョル宅の前で秘書を待ちます。
会長と帰って来た秘書を車から引きずり降ろすと、殴りかかるホテ。
そのまま別の車に乗せて連れ去るホテです。
人気のない場所に連れてくと、車を止め、父はどこだと訊くホテ。
しらばっくれる秘書ですが、ホテは、天地人で見つけた写真を見せ、この後遊園地に行ったことを思い出したと話ます。
父が倒れた後、どうなったのかと訊くホテですが、知らないと言い続ける秘書です。
秘書からは何も訊き出せず、そのまま帰って行くホテを密かにつけていた秘書、ホテを角材で殴り、写真を奪って行きます。
そのまま居を失っていたホテはナンバー2の事務所で目を覚まします。
秘書の弱点を掴みたいナンバー2はホテに、秘書との関係を訊きます。
自分と助け合おう、と言うナンバー2、ホテのことは嫌いだが、秘書はもっと嫌いで、ミンチョルは大嫌いだ、と言い、何を知っているんだと聞いています。
でも、何も話さず、そのまま出て行くホテです。
ホテと秘書のトラブルを見ていたミンチョルの方はヘジュンに電話をかけて来て、何か知っていることはないかと訊いています。
写真のことを思い浮かべるヘジュンですが、そのことは伝えず、ブログの件じゃないのか、と話しているヘジュンです。
写真を奪った秘書の方は写真を燃やしてしまっています。
ガンサンはウンビから、ホテが倉にあった写真を見て怖い顔をして飛び出して行ったと聞き、心配して待っているのですが、そこに戻ってくるホテ。
元気のない顔をしているホテ、熱があるようなのですが、ガンサンの顔を見たら元気になったと言うホテです。
ホテに写真のことを言って、天地人に来たのは偶然じゃないんでしょう?と来うガンサン。
探したいものがあって来た、と言うホテ、探したいものは真実だと言います。
写真を見せて、と言うガンサンに、失くした、と言うホテ、でも、大丈夫、顔を見たから絶対忘れない、と言っているホテです。
朝、ホテのために風邪に効くナツメ人参粥を作るガンサンなのですが、ホテの方はまた、早朝から出かけています。
ホテは自分の育った孤児院へとやって来ていて、院長と会っています。
孤児院に来た当時、一人部屋に閉じ込められてキ・ホテという名前を何度も繰り返していたのは自分の記憶を失くさせるためだったんだろう、と言っているホテ。
ミンチョル秘書が命じたのか?どんな取引をしたのか、と訊くホテですが、知らないと言い張る院長です。
一方、ミンチョルにホテとのトラブルのことを訊かれる秘書は天地人から手を引けと言われた、と嘘を答えており、ミョンシクはチョン・ソンミンという人の行方を探させていたのですが、5年前から行方不明になっているとの報告を受けています。
ホテの方は再び刑事のところを訪れ、22年前に遊園地で行方不明になった子を探して欲しいと頼んでいます。
そんなホテに、天地人にいるのはドシクのせいかと尋ねる刑事、天地人ではドシクのことをみな、叔父さんと呼んでいますから、ドシクって誰?と訊き返すホテです。
天地人には、今度はナスが宅配で届いています。
茄子の花言葉は真実…。
茄子はウジュとガンサンの意見が一致、ソバギになります。
そして、とうとう奥さんから離婚届を渡された韓医。
明日裁判所に提出しに行くように言われています。
ガンサンはホテと二人になると、どこかに行く時には私に言ってから行って、心配だから、というガンサン。
そんな風に自分のことを心配してくれるガンサンにキスするホテです。
やはり、ホテはヒョンシクの子どもの線が濃厚に…。
彼は死んだと聞かされ、ミョンチョルと結婚した、とか?
秘書のアリバイを証明する代わりに、子供の始末を秘書が受け持った、ということじゃないかしら?
そして、連続拉致はきっと、ヒョンスが犯人だと思う…。
彼はヘジュンの何を知っているんでしょうね。
来週も楽しみです。
*このドラマの原題は발효가족=発酵家族ですので、カテゴリーは「発酵家族」になっています。