スポンサーサイト
「君を守る恋~Who Are You~」1話から4話あらすじ
こちらにはあらすじと、ネタバレの感想を書いています。
ネタバレなしの感想とデータはなんじゃもんじゃに書いています。そちらもお読みいただけると嬉しいです。
また、このドラマのアンケートも設けています。
ご覧になった方に参加いただければ幸いです。
→「Who Are You?」は面白かった?
ネタバレなしの感想とデータはなんじゃもんじゃに書いています。そちらもお読みいただけると嬉しいです。
また、このドラマのアンケートも設けています。
ご覧になった方に参加いただければ幸いです。
→「Who Are You?」は面白かった?
1話
暗い波止場、事件現場近くに倒れていたところを発見されたエリート婦人警官、シオン。
そのまま6年間、脳死状態で寝たきりだったシオンは、ある日、奇跡のように目をさまします。
事故に関連するすべての記憶を失った代わりに、見えてはいけないことが見え始めたシオン。
シオンには霊が見えるようになったのね。
何かに導かれるように、誰も見向きもしない警察庁遺失物センターに志願した彼女は、そこで警察庁一番の問題児、銃の過度の使用によって左遷されたゴヌに出会います!
警察庁遺失物センターで出会った二人は、そこで捨てられようとしていた女子中学生体操服の中に秘められた、悲しい霊の事情に巻き込まれることになります。
シオンは女子中学生の霊の助けてくれ、と訴えかけるような姿に動かされ、彼女について調べてみます。
彼女の死は自殺という事で処理されていたのですが、本当に自殺だったのかを疑うシオン。
シオンは女子高生の痕跡を追って美術教室に行き、そこで一人の学生と会います。
死んだ少女のことは知らない、という彼でしたが、その後すぐ、屋上から飛び降りようとする少年。
ゴヌが何とか止め、助かった少年は病院に入院することになります。
何かを隠しているようだけれど、話さないのはなぜか?と話し合っていたシオンとゴヌ。
シオンは自分がかかっている精神科医のことを思い出し、その医師に相談に行きます。
一方、少年はゴヌに、少女との間にあったことを話し始めます。
美術教室で出会い、付き合い始めたこと。
でも、聴覚に障害があることを気にしていた少女が苦しんでいるのを知り、精神科医を紹介した少年。
ところが、精神科に通い始めた少女は少年を避けるようになります。
紹介したのが自分の叔父であったこともあり、病院を訪ねる少年。
そこで少年は医師が性的行為を強要しているところを見てしまったのね。
それを聞いたゴヌはメールでシオンに、犯人が分かった、とその医師の名を伝えるのですが、その名はシオンの目の前にいる医師の名前です。
おもむろにドアをロックする医師…。
シオンは後ろ手にゴヌへと電話をかけています。
2話
シオンからの電話を受け取ったゴヌは異変を感じ、亡くなった女子中学生の男友達に、叔父さんのいる病院がどこなのかを訊き、そちらへ向かいます。
でも、彼が到着する前に、倒れた際に睡眠剤の注射を誤って刺してしまい、意識を失うシオン。
車いすで運ばれて行きます。
医師の部屋へとやって来たゴヌは部屋に誰もいないのを見、先ほど擦れ違った車いすにシオンが乗せられていた、と気付き、あとを追うのですが、救急車でシオンを連れ出す精神科医です。
ゴヌは警察に戻るとすぐさま、救急車のナンバーの追跡を依頼、先輩の拳銃を無理やり奪い取り、シオンの元へと向かいます。
倉庫のようなところで目覚めたシオンも必死で逃げるのですが、また掴まってしまい、殺されよう、という瞬間に到着したゴヌが拳銃をぶっぱなし、それを止めます。
でも、甥が証言したところで、精神科にかかっていたことが問題となり、証拠不十分になる、とうそぶく医師。
彼、殺したのはその少女一人ではないようですね。
ゴヌが拳銃を撃とうとするのですが、撃ったら困るのはそっちだ、という医師。
ところが、ゴヌの拳銃を取り上げ、ぶっ放すシオンです。
結局、事件は解決し、遺失物の体操着を少女の母に届けるシオン。
幽霊も、手を振り消えて行きます。
そして、遺失物センターには新たにソンチャンが配属されます。
調子よく、さっさと仕事を切り上げ帰って行ったソンチャンでしたが、その後かかってくる、今から遺失物を取りに行きたい、という電話。
鞄を引き取りに行く、という話なのですが、その鞄には鍵がかかっていて、中は未確認です。
保管室に鞄を取りに入ったシオンはそこで新たな幽霊と遭遇、おびえるシオン。
そこにゴヌが入って来ます。
3話
幽霊を見ておびえているシオンのところにやって来るゴヌ。
電話の男が忘れ物を取りに来た、とゴヌに言われ、幽霊のことには触れず、鞄を持ってそちらへ向かうシオンです。
鞄を取りに来たのはホームレスで、カバンの中身を聞いてもはっきり答えなかったものの、身分証を示し、奪うように鞄を持って帰って行くホームレス。
それを追うシオンですが、ホームレスはタクシーを表に待たせていて、すぐに乗り込み行ってしまいます。
ホームレスなのにタクシーを待たしているなんておかしいと言うシオン。
その上彼が身分証も置いて行ったため、ゴヌが車を運転してその後を追う二人です。
繁華街に紛れ込んだ男を、何とか再度見つけ出すシオンとゴヌですが、すでに鞄は彼の手にはありません。
ホームレスがロッカーのキーを持っていたので、そちらへ向かい、ロッカーを開けるのですが、すでにロッカーは空です。
ホームレスは頼まれただけだ、と言い、頼まれた男については知らないらしく、そこで鞄の行方は分からなくなってしまいます。
ゴヌに送られ、家まで帰って来るシオンですが、家の前にまた、幽霊が現れます。
幽霊を追ってバスに乗り込むシオン。その姿をゴヌも見かけ、車でバスを追います。
シオンは幽霊に導かれ、人里離れたバス停で降り、どんどん山道を入って行きます。
立ち止まったシオンに声をかけるゴヌ。
シオンは、地面の様子が他とは違う、と言って、そこを掘り始めます。
そして発見する手首…。
やがて警察がやって来て、そこに来た訳を訊かれる二人。
ゴヌが機転を利かせ、遺失物センターは運動不足になるので夜間訓練をしていたと答えます。
一方、幽霊が見えることに悩むシオンは街の巫女ヒビンの元を訪ねています。
幽霊は怨をといて欲しいのだ、と言い、シオンに幽霊が見えるのはシオンが会いたいと思っているからでしょう、と言うヒビン。
そんなわけない、と言って怒って帰ってしまうシオンです。
その後、夜になってその巫女ヒビンはクラブで遺失物センターの新入りソンチャンたちと踊っています…。
手首が発見されてもシオンの前には相変わらずその幽霊は現れています。
電話で問い合わせてみると、手首の指紋は削り取られており、身元不明で国家捜におくられた、と聞き、そちらで手首を見せてもらうシオン。
ゴヌも、何も言わずに出かけるシオンを見て付いて行っています。
そこに現れるパク検事。
手首の事件の担当検事なのですが、婚約者が結婚式の前日に姿をくらました、という噂のある人物です。
シオンたちに出て行け、と言う検事なのですが、検事の姿に重なるように現れる、幽霊…。
4話
シオンは幽霊がパク検事と重なるように現れたことから、彼について調べ、結婚式前日に失踪した婚約者がその幽霊だと知ります。
シオンの働き掛けで手首の事件の捜査の協力要員として事件捜査にあたることになるゴヌです。
シオンはパク検事に注意深く見守り、もし何かあれば自分に知らせろ、と言っています。
捜査に入ったゴヌ、そこには国家捜からの結果がもたらされ、別の事件の体の一部と同一人物だと確認されます。
そして、現場近くのゴミ箱から発見されたという鞄から皮膚組織が見つかった、という話を聞くゴヌ。
その写真を見て、あの鞄だ!と言うゴヌ。
遺失物センターにあった鞄に死体が入っていたんだ、と言うゴヌですが、同じ鞄だとどうして断言できる?とパク検事に却下されるゴヌです。
でも、あの時のホームレスを探しに行くゴヌ。
ホームレスから、鞄を頼まれた人の人相を聞き、モンタージュを作成するのですが、それを配ろうとすると、関連が確認できない、とストップをかけるパク検事です。
シオンの方も、婚約者の母親から話を聞き、パク検事の母のこともマンションの警備員に聞いているのですが、そこに現れ、文句を言うパク検事です。
ゴヌの方は、シオンがどうして死体を見つけたのかを話してくれないために、もどかしくて、シオンの家の前で彼女の帰りを待ち構えていて、そのことを聞くのですが、答えてくれないシオンにがっかりします。
ところが、シオンが家に入った直後に悲鳴が聞こえます。
シオンの家に侵入者がいて、襲われるシオン。
ゴヌが駆けつけたおかげで、事なきを得ます。
シオンはゴヌに、死体はパク検事の婚約者だ、と言うのですが、何ら具体的な証拠もなく、信じないゴヌ。
パク検事は携帯電話で交わした、婚約者との最後のやり取りのメールを見ています。
婚約者とパク検事の間がうまく行っていないことの窺えるメールで、突然、二度と会うことはない、というメールを残し消えてしまった婚約者です。
シオンは婚約者が最後に立ち寄ったビューティーショップに事情を聞きに行きます。
いつもは新郎と一緒なのに、その日は一人で、彼女を待っていた中年女性と一緒に帰って行った、と話す店員です。
その帰り、ふたたび現れる幽霊。
幽霊の後に付いて行ったシオンは火葬場にやって来ます。
ゴヌの方は、防犯カメラの映像から、シオンを襲ったのもモンタージュの男だと知り、モンタージュの男を探させます。
そして、モンタージュの男の現在位置が分かった、という知らせに彼がやって来たのも火葬場です。
モンタージュの男は遺体を燃やす直前だったのですが、ストップをかけるシオン。
妹の死体だ、と書類を見せ、強行しようとする男と争いになっていたところにゴヌ達が到着、遺体は国家捜に回されます。
パク検事の婚約者の歯科検診表と遺体が一致し、身元の確認が取れ、モンタージュの男が取り調べられます。
自分が行ったときにはすでに死んでいた、と言う男に、どこに行ったのかを聞くパク検事。
その話から、男が自分の母に頼まれて処理したのだと気づくパク検事です。
パク検事の母親の取り調べとなるのですが、素直に話を始める検事の母。
元々婚約者が気に入らなかったところ、自分の車で婚約者がぜんそくの発作を起こしたのね。
鞄の中の吸入器をとってくれるように頼む婚約者を放置して、殺してしまったようです。
辞表を書き、写真の中の婚約者に向かい、信じずに恨んでごめん、最後まで見守ってやらなくてごめん、と謝るパク検事です。
そして、偶然顔を合せたパク検事とゴヌとシオン。
お互いにすまなかった、と謝り、パク検事は去って行きます。
その彼に寄り添い、シオンに頭を下げて嬉しそうな婚約者の姿がシオンにだけ、見えています。
ゴヌは別部署に行けるようにとシオンとゴヌの元上司のチェ・チーム長が取り計らってくれたのですが、行かない、と断るゴヌ。
そして、遺失物の整理をしているゴヌとシオンは開けられない細工箱を開けようとするのですが、突然頭痛を訴えるシオン。
後は自分がやるから、と言ってシオンを先に帰すゴヌです。
シオンは帰って行く途中、一人の男とすれ違うのですが…。
どうも、シオンが記憶喪失になるきっかけとなった事件で死んだ刑事の霊のようです。
暗い波止場、事件現場近くに倒れていたところを発見されたエリート婦人警官、シオン。
そのまま6年間、脳死状態で寝たきりだったシオンは、ある日、奇跡のように目をさまします。
事故に関連するすべての記憶を失った代わりに、見えてはいけないことが見え始めたシオン。
シオンには霊が見えるようになったのね。
何かに導かれるように、誰も見向きもしない警察庁遺失物センターに志願した彼女は、そこで警察庁一番の問題児、銃の過度の使用によって左遷されたゴヌに出会います!
警察庁遺失物センターで出会った二人は、そこで捨てられようとしていた女子中学生体操服の中に秘められた、悲しい霊の事情に巻き込まれることになります。
シオンは女子中学生の霊の助けてくれ、と訴えかけるような姿に動かされ、彼女について調べてみます。
彼女の死は自殺という事で処理されていたのですが、本当に自殺だったのかを疑うシオン。
シオンは女子高生の痕跡を追って美術教室に行き、そこで一人の学生と会います。
死んだ少女のことは知らない、という彼でしたが、その後すぐ、屋上から飛び降りようとする少年。
ゴヌが何とか止め、助かった少年は病院に入院することになります。
何かを隠しているようだけれど、話さないのはなぜか?と話し合っていたシオンとゴヌ。
シオンは自分がかかっている精神科医のことを思い出し、その医師に相談に行きます。
一方、少年はゴヌに、少女との間にあったことを話し始めます。
美術教室で出会い、付き合い始めたこと。
でも、聴覚に障害があることを気にしていた少女が苦しんでいるのを知り、精神科医を紹介した少年。
ところが、精神科に通い始めた少女は少年を避けるようになります。
紹介したのが自分の叔父であったこともあり、病院を訪ねる少年。
そこで少年は医師が性的行為を強要しているところを見てしまったのね。
それを聞いたゴヌはメールでシオンに、犯人が分かった、とその医師の名を伝えるのですが、その名はシオンの目の前にいる医師の名前です。
おもむろにドアをロックする医師…。
シオンは後ろ手にゴヌへと電話をかけています。
2話
シオンからの電話を受け取ったゴヌは異変を感じ、亡くなった女子中学生の男友達に、叔父さんのいる病院がどこなのかを訊き、そちらへ向かいます。
でも、彼が到着する前に、倒れた際に睡眠剤の注射を誤って刺してしまい、意識を失うシオン。
車いすで運ばれて行きます。
医師の部屋へとやって来たゴヌは部屋に誰もいないのを見、先ほど擦れ違った車いすにシオンが乗せられていた、と気付き、あとを追うのですが、救急車でシオンを連れ出す精神科医です。
ゴヌは警察に戻るとすぐさま、救急車のナンバーの追跡を依頼、先輩の拳銃を無理やり奪い取り、シオンの元へと向かいます。
倉庫のようなところで目覚めたシオンも必死で逃げるのですが、また掴まってしまい、殺されよう、という瞬間に到着したゴヌが拳銃をぶっぱなし、それを止めます。
でも、甥が証言したところで、精神科にかかっていたことが問題となり、証拠不十分になる、とうそぶく医師。
彼、殺したのはその少女一人ではないようですね。
ゴヌが拳銃を撃とうとするのですが、撃ったら困るのはそっちだ、という医師。
ところが、ゴヌの拳銃を取り上げ、ぶっ放すシオンです。
結局、事件は解決し、遺失物の体操着を少女の母に届けるシオン。
幽霊も、手を振り消えて行きます。
そして、遺失物センターには新たにソンチャンが配属されます。
調子よく、さっさと仕事を切り上げ帰って行ったソンチャンでしたが、その後かかってくる、今から遺失物を取りに行きたい、という電話。
鞄を引き取りに行く、という話なのですが、その鞄には鍵がかかっていて、中は未確認です。
保管室に鞄を取りに入ったシオンはそこで新たな幽霊と遭遇、おびえるシオン。
そこにゴヌが入って来ます。
3話
幽霊を見ておびえているシオンのところにやって来るゴヌ。
電話の男が忘れ物を取りに来た、とゴヌに言われ、幽霊のことには触れず、鞄を持ってそちらへ向かうシオンです。
鞄を取りに来たのはホームレスで、カバンの中身を聞いてもはっきり答えなかったものの、身分証を示し、奪うように鞄を持って帰って行くホームレス。
それを追うシオンですが、ホームレスはタクシーを表に待たせていて、すぐに乗り込み行ってしまいます。
ホームレスなのにタクシーを待たしているなんておかしいと言うシオン。
その上彼が身分証も置いて行ったため、ゴヌが車を運転してその後を追う二人です。
繁華街に紛れ込んだ男を、何とか再度見つけ出すシオンとゴヌですが、すでに鞄は彼の手にはありません。
ホームレスがロッカーのキーを持っていたので、そちらへ向かい、ロッカーを開けるのですが、すでにロッカーは空です。
ホームレスは頼まれただけだ、と言い、頼まれた男については知らないらしく、そこで鞄の行方は分からなくなってしまいます。
ゴヌに送られ、家まで帰って来るシオンですが、家の前にまた、幽霊が現れます。
幽霊を追ってバスに乗り込むシオン。その姿をゴヌも見かけ、車でバスを追います。
シオンは幽霊に導かれ、人里離れたバス停で降り、どんどん山道を入って行きます。
立ち止まったシオンに声をかけるゴヌ。
シオンは、地面の様子が他とは違う、と言って、そこを掘り始めます。
そして発見する手首…。
やがて警察がやって来て、そこに来た訳を訊かれる二人。
ゴヌが機転を利かせ、遺失物センターは運動不足になるので夜間訓練をしていたと答えます。
一方、幽霊が見えることに悩むシオンは街の巫女ヒビンの元を訪ねています。
幽霊は怨をといて欲しいのだ、と言い、シオンに幽霊が見えるのはシオンが会いたいと思っているからでしょう、と言うヒビン。
そんなわけない、と言って怒って帰ってしまうシオンです。
その後、夜になってその巫女ヒビンはクラブで遺失物センターの新入りソンチャンたちと踊っています…。
手首が発見されてもシオンの前には相変わらずその幽霊は現れています。
電話で問い合わせてみると、手首の指紋は削り取られており、身元不明で国家捜におくられた、と聞き、そちらで手首を見せてもらうシオン。
ゴヌも、何も言わずに出かけるシオンを見て付いて行っています。
そこに現れるパク検事。
手首の事件の担当検事なのですが、婚約者が結婚式の前日に姿をくらました、という噂のある人物です。
シオンたちに出て行け、と言う検事なのですが、検事の姿に重なるように現れる、幽霊…。
4話
シオンは幽霊がパク検事と重なるように現れたことから、彼について調べ、結婚式前日に失踪した婚約者がその幽霊だと知ります。
シオンの働き掛けで手首の事件の捜査の協力要員として事件捜査にあたることになるゴヌです。
シオンはパク検事に注意深く見守り、もし何かあれば自分に知らせろ、と言っています。
捜査に入ったゴヌ、そこには国家捜からの結果がもたらされ、別の事件の体の一部と同一人物だと確認されます。
そして、現場近くのゴミ箱から発見されたという鞄から皮膚組織が見つかった、という話を聞くゴヌ。
その写真を見て、あの鞄だ!と言うゴヌ。
遺失物センターにあった鞄に死体が入っていたんだ、と言うゴヌですが、同じ鞄だとどうして断言できる?とパク検事に却下されるゴヌです。
でも、あの時のホームレスを探しに行くゴヌ。
ホームレスから、鞄を頼まれた人の人相を聞き、モンタージュを作成するのですが、それを配ろうとすると、関連が確認できない、とストップをかけるパク検事です。
シオンの方も、婚約者の母親から話を聞き、パク検事の母のこともマンションの警備員に聞いているのですが、そこに現れ、文句を言うパク検事です。
ゴヌの方は、シオンがどうして死体を見つけたのかを話してくれないために、もどかしくて、シオンの家の前で彼女の帰りを待ち構えていて、そのことを聞くのですが、答えてくれないシオンにがっかりします。
ところが、シオンが家に入った直後に悲鳴が聞こえます。
シオンの家に侵入者がいて、襲われるシオン。
ゴヌが駆けつけたおかげで、事なきを得ます。
シオンはゴヌに、死体はパク検事の婚約者だ、と言うのですが、何ら具体的な証拠もなく、信じないゴヌ。
パク検事は携帯電話で交わした、婚約者との最後のやり取りのメールを見ています。
婚約者とパク検事の間がうまく行っていないことの窺えるメールで、突然、二度と会うことはない、というメールを残し消えてしまった婚約者です。
シオンは婚約者が最後に立ち寄ったビューティーショップに事情を聞きに行きます。
いつもは新郎と一緒なのに、その日は一人で、彼女を待っていた中年女性と一緒に帰って行った、と話す店員です。
その帰り、ふたたび現れる幽霊。
幽霊の後に付いて行ったシオンは火葬場にやって来ます。
ゴヌの方は、防犯カメラの映像から、シオンを襲ったのもモンタージュの男だと知り、モンタージュの男を探させます。
そして、モンタージュの男の現在位置が分かった、という知らせに彼がやって来たのも火葬場です。
モンタージュの男は遺体を燃やす直前だったのですが、ストップをかけるシオン。
妹の死体だ、と書類を見せ、強行しようとする男と争いになっていたところにゴヌ達が到着、遺体は国家捜に回されます。
パク検事の婚約者の歯科検診表と遺体が一致し、身元の確認が取れ、モンタージュの男が取り調べられます。
自分が行ったときにはすでに死んでいた、と言う男に、どこに行ったのかを聞くパク検事。
その話から、男が自分の母に頼まれて処理したのだと気づくパク検事です。
パク検事の母親の取り調べとなるのですが、素直に話を始める検事の母。
元々婚約者が気に入らなかったところ、自分の車で婚約者がぜんそくの発作を起こしたのね。
鞄の中の吸入器をとってくれるように頼む婚約者を放置して、殺してしまったようです。
辞表を書き、写真の中の婚約者に向かい、信じずに恨んでごめん、最後まで見守ってやらなくてごめん、と謝るパク検事です。
そして、偶然顔を合せたパク検事とゴヌとシオン。
お互いにすまなかった、と謝り、パク検事は去って行きます。
その彼に寄り添い、シオンに頭を下げて嬉しそうな婚約者の姿がシオンにだけ、見えています。
ゴヌは別部署に行けるようにとシオンとゴヌの元上司のチェ・チーム長が取り計らってくれたのですが、行かない、と断るゴヌ。
そして、遺失物の整理をしているゴヌとシオンは開けられない細工箱を開けようとするのですが、突然頭痛を訴えるシオン。
後は自分がやるから、と言ってシオンを先に帰すゴヌです。
シオンは帰って行く途中、一人の男とすれ違うのですが…。
どうも、シオンが記憶喪失になるきっかけとなった事件で死んだ刑事の霊のようです。
スポンサーサイト
Entry ⇒ 2013.09.18 | Category ⇒ 君を守る恋~Who Are Yo~ | Comments (0) | Trackbacks (0)
「君を守る恋~Who Are You~」5話~8話あらすじ
こちらにはあらすじと、ネタバレの感想を書いています。
ネタバレなしの感想とデータはなんじゃもんじゃに書いています。そちらもお読みいただけると嬉しいです。
ネタバレなしの感想とデータはなんじゃもんじゃに書いています。そちらもお読みいただけると嬉しいです。
5話
死んだ刑事の霊とすれ違ったシオンは、そのあと振り返るのですが、そのまま行ってしまいます。
霊の方も振り返り、すでに行ってしまったシオンを見て悲しそうにしています。
そして、ゴヌが事件解決に尽力したことで、賞金を受け取り、センターのメンバーを食事に誘います。
後の二人は適当なところで帰し、シオンと二人になると、シオンがどうして被害者が検事の被害者だと分かったのかを聞き出そうとします。
運が良かったんだとごまかそうとするシオンなのですが、食い下がるゴヌ。
ありのままに話せば信じる?と確認したシオンは、自分には幽霊が見えるんだ、と話すのですが…。
ゴヌの方は酔っぱらっていてタクシーでシオンに送られています。
部屋の暗証番号も言えないゴヌ。
まさかと思いながらも生年月日を入れるとドアが開きます。
床で寝てしまうゴヌをベッドへ寝かせることは諦めたシオンですが、格闘していた時に箱にぶつかり、ふたが開いてしまいます。
その中にあった携帯型カセットプレーヤーを手にすると、頭痛のするシオン。
ゴヌに布団をかけてやり、部屋を出たシオンなのですが、彼女の前に現れる、胸にカーネーションの飾りをつけた男の霊。
その夜、シオンは、事故の時の断片的な夢を見ます。
翌朝、昨日のことはまるで覚えていないゴヌ。シオンが幽霊が見えるといった話も覚えていません。
再びそれを聞いても、嘘だと思うゴヌ。
そして、昨日の男の霊は再び現れ、一日中、物音を立てています。
一方、巫女のヒビンは昨日、ソンチャンとのテレビ電話で、警察に行ってもいい?と聞いていたのですが、電話連絡もせず、突然やって来ます。
ゴヌの名前を名乗っていたソンチャン。ヒビンは彼が名前を嘘をついていたことを知り、怒って帰って行くのですが、シオンと偶然顔を合せます。
この前相談した巫女だ、と気付いたシオン、幽霊が音を立てる話をすると、その物音で幽霊は話しかけているのだ、と言っています。
そう言われれば、その物音が気になるシオン、男の立てる音を自分でもなぞって立ててみるのですが、それを聞き、それがモールス信号で、自分の名を表していることを指摘するゴヌ。
シオンは幽霊がゴヌに関係があるのだと分かり、ゴヌの書類を調べ、その男がゴヌの父親だと知ります。
ゴヌ父に言われるままにゴヌの家に行き、勝手に入り幽霊の指差すカセットプレーヤーを手にするシオン。
中にはカセットテープが入っています。
その時、ゴヌが帰って来て、そのカセットプレーヤーを素早く隠すシオンです。
勝手に入ったシオンに腹を立てるゴヌ。
ゴヌはシオンがモールス信号まで知っている、と言い、何らかの秘密捜査をしているに違いない、などと思っているのね。
シオンが父親のことを話そうとするのですが、拒否するゴヌです。
家から出たシオンはテープを聞こうとするのですが、機械の本体が壊れています。
遺失物センターに戻ると、その中にあったカセットプレーヤーを使い、テープを聞くシオンです。
ゴヌのところに行くと、話をしようとするのですが、拒否するゴヌ。
シオンはカセットプレーヤーがゴヌのお父さんのプレゼントで、事故の日がゴヌの誕生日だという事を言い、テープを聞くように言います。
テープの中にはゴヌの父の声が残されています。事故に遭った時にちょうど録音していたのね。
事故に遭った後、ゴヌに、お父さんは大丈夫だから、と何度も繰り返し話しかけていたゴヌ父…。
お父さんが胸につけていたカーネーションはゴヌがつけてあげたものでしょう?と言うシオンに、自分の誕生日が父の命日なんだ、と言い、自分の誕生日が無かったら事故に遭わなかったのに、と言うゴヌ。
それは事故だったんだ、と言うシオンに、いっそ自分に誕生日なんて無かったらよかったのに、とゴヌは言います。
シオンは、お父さんはゴヌにそんな気持ちを捨てろ、と言いにやって来られたんだ、と言っています。
そして、再び現れる刑事の幽霊。
6話
シオンを家まで送りながら、今まで誤解していたことを謝るゴヌ。
そして、警察ではワークショップが開かれることになります。
前日からワークショップの宿所に行き、準備をすることになるゴヌとシオンなのですが、宿泊所に行ってみるとワークショップ恒例の悪戯でキャンセルされていて、別の宿所を探し回るシオンとゴヌです。
ようやく皆の泊まれる宿泊所を見つけ、準備を終えると一休みするゴヌとシオン。
ゴヌはシオンに、幽霊たちはどうしてシオンのことを選んで現れるのだろう?との疑問を口にするのですが、その問いにはシオンも答えられません。
そこに、刑事の幽霊がまた、現れます。
ゴヌはシオンの異変に気づき、(幽霊が)いるの?と訊くのですが、いない、と答えるシオンです。
翌日、他のメンバーも到着します。
川辺でふざけ合い、次々に川に放り込まれるメンバー。
シオンも投げ込まれるのですが、その瞬間、またもや悪夢のように現れる刑事が撃たれる場面…。
そのまま流されて行くシオンを見つけ、救助するゴヌです。
そして、夜間訓練です。
ひとり、山中に入り、廃屋に置かれたノートに名前を記すシオン。
トランシーバーでゴヌと連絡を取り合っていたのですが、突然シオンの悲鳴が聞こえ、トランシーバーは切られてしまいます。
すぐさまシオンの元へと駆けだすゴヌ。
シオンの方は、殴られて気を失い、山中を運ばれて行きます。
とあるところに連れて行かれ、埋められようとしているシオン。
刑事の幽霊がシオンの危機に、暴漢を殴ろうとするのですが、幽霊なので、どうすることもできません。
シオンは何とか目を覚まし反撃、逃げ出したところにゴヌがやって来て、彼と二人で山を下ります。
パトカーがやって来て、ゴヌの元上司のチェチーム長も到着。捜査が始まります。
捜査の途中、腕時計を見つけるのですが、その時計を黙ってポケットにおさめるチェ・チーム長。
暴漢の方は車に乗って逃げ去るのですが、幽霊の男がその車のナンバーを見ています。
結局、何の手がかりも見つけられないままに終わる捜査です。
一方、嘘がバレた事に悩むソンチャンは、もうひとりの遺失物センター勤務の警官に教えられ、巫女の相談を受けに行きます。
ところが、その巫女が相談しているまさにその人ヒビンです。
彼女も巫女であることは秘密にしていましたから、彼女の方の嘘もばれてしまっています。
夜のうちにゴヌに送られ家に帰ったシオンは翌朝、いつも通りに警察に出勤してきます。
そこにまた現れる、刑事の幽霊。
彼の後を追って、とある一室へと導かれて行くシオン。
幽霊に促され、部屋の中を眺めるシオンは、意識を取り戻した自分が記憶を失くした事件について事情を聞かれていた部屋だと気づきます。
そこで見せられた写真を思い出すシオン。
この男を知っているだろう?と訊かれながら見た写真が、自分の前に何度も現れている幽霊の写真だ、と初めて気づくシオン。
そして、悪夢の中で拳銃で撃たれた男がこの男なんだ、という事にも気づくシオンです。
シオンの方を眺めていた幽霊は涙を流しています…。
7話
幽霊に導かれ、入った取調室で、その幽霊が拳銃で撃たれたシーンを思い出すシオン。
一方、ゴヌの先輩のチェチーム長はゴヌに、シオンが襲われた事件について、手掛かりがない、と言いつつ、現場で拾った時計を隠し持っています。
シオンは以前の上司、ムン局長に、何も覚えていないことが心苦しい、と6年前の事件で亡くなった人のことを訊くのですが、教えてもらえません。
がっかりしながら部屋に戻る途中、今までの幽霊が保管室にあった物との関連で現れたことに気付き、保管室に行ってみるのですが、そこで行き詰ってしまうシオン。
6年前のものがここにあるはずがない、と方向転換をし、事件の時に最初に現場に駆け付けた警官を訪ねて行きます。
でも、その警官には会えないシオン。
どうやら彼は、シオンと会うことを避けているようです。
一方、巫女のヒビンが、男の幽霊に頼まれた車のナンバーのメモをシオンのところに持ってきます。
山荘でシオンを襲った男たちが逃げるのに使った車のナンバーです。
数字については何も聞かされていないヒビンは苦し紛れに、ひき逃げの車で、自分が儲けるためだと言って、シオンにメモを押し付けて帰るヒビンです。
そして、シオンの元に、6年前の事件で最初に現場に駆けつけて来た人からの電話が入ります。
彼は、何も話さないことが、皆にとっていい事だ、などといっていたのですが、自分の死が遠くないことを悟り、話すことにしたようです。
駆け出すシオンに付いて行くゴヌ。
二人は待ち合わせの場所に付きます。
相手は横断歩道の向こうにいて、そちらに向かって行くシオン。男もこちらに近づいてきます。
ところが、そこに向かい、突っ込んでくるトラック。
シオンの方は気付いたゴヌが助けるのですが、男の方は重体のようで病院に運ばれます。
意識はまだ戻らず、呼吸器をつけている男でしたが、何とか峠は越えます。
でも、病室に忍び込んできた男に窒息死させられてしまう男。
シオンは、知らせを受けて病院に駆けつけます。
自分のせいで人が死んだ、とショックのシオンです。
二人、遺失物センターへとやって来るのですが、シオンの机の上のメモの番号を見て驚くゴヌ。
昨日の事故でひき逃げをした車の番号だったのね。
その上、山荘の事件の日の防犯カメラの映像を探していて、見つけた車が同じ車だ、という事も調べていました。
それを聞いてヒビンのところに怒鳴り込むシオンなのですが、適当にかわされてしまいます。
彼女が帰っていくと、そこにいた刑事の霊に、シオンとの関係を聞くヒビン。
シオンは霊の声は聞けませんが、ヒビンは聞こえるようで、刑事の霊とも会話をしているのね。
刑事の霊は、愛する人だ、と答えています。
ゴヌはチェチーム長にひき逃げの件を話します。
死んだ人6年前の事件で最初に駆けつけた人、と聞き、表情を変えるチェチーム長。
シオンは自宅に戻って来るのですが、門が開いています。恐る恐る玄関に近づくと、玄関のドアも開いています。
庭箒を手に中にいた人間に向かうシオンですが、そこにいたのはゴヌ。
防犯カメラを設置してくれていたのね。
でも、自分のことは自分で守る、と言うシオン、自分のせいで人が死んだのを目の当たりにして、ゴヌまで危険にさらしたくないシオンです。
ただの防犯カメラだから、と言って、帰って行くゴヌ。
シオンの方は、遺失物センターに彼女宛に届いた封筒を開けて見ます。
その中には幽霊の男の顔写真の付いた刑事の身分証明書もあります。名前はイ・ヒョンジュン。
シオンは取り調べを受けた時、事件のあった日の日付を聞かれたことを思い出し、資料室にその書類を探しに行きます。
でも、一足先にチェチーム長がその事件の記録を抜き取っています。
資料室の中でチェ・チーム長と顔を合せそうになったシオンでしたが、ヒョンジュンの幽霊が現れ、シオンを隠します。
シオンに気付かず立ち去ろうと戸口まで来たチェチーム長でしたが、再び戻って来ます。
8話
シオンの方へと近づくチェ・チーム長でしたが、途中でゴヌからの電話を受け、そのまま帰って行きます。
シオンはヒョンジュンの幽霊に、どうして何度も自分を助けてくれるのか、また、自分を襲った犯人を知っているのかと聞きますが、ヒョンジュンは無言のまま、2007年のファイルを指さします。
ファイルから、自分の探している事件の記録がなくなっていることを知るシオンです。
チェ・チーム長の方は持ち出した書類をシュレッダーにかけてしまっています。
ゴヌはチェ・チーム長と会う約束をしたようで、シオンも誘おうと電話をかけるのですが、彼女は携帯を事務室に置いたまま帰ってしまい、連絡がつきません。
心配になったゴヌはシオンの家の前で彼女を待ち、帰ってきた彼女と共にチキン屋に行きます。
そこにチェ・チーム長もやって来て、楽しく過ごしているのですが、チーム長が本庁勤務していたと聞き、ヒョンジュンと勤務時期が重なるかもしれない、と思うシオン。
シオンはチーム長に、イ・ヒョンジュン刑事を知っているかと問います。
チーム長は知らないと答え、今度はシオンが先ほど資料室に行っていた、という話になり、顔色を変えるチーム長です。
翌日、シオンはヒョンジュンのことを警察の資料から調べています。
そして、ヒョンジュンの死亡時に住んでいた家へ行ってみるシオン。
家に近づくと、身体がその家を覚えている、という感じで、到着した家のインターホンを押ても反応が無いのを見て、まだ壊れたままだ、と呟く自分に驚くシオンです。
郵便受けにあった鍵を難なく取り出し、門を開けて入るシオン。
窓から室内を見るシオンはその中にある人形で視線が止まります。
でも、気にはなるものの、何も思い出せないといった感じです。
事務所に行くと、ゴヌが射撃大会で優勝した時のことを話題にしている遺失物センターの職員たち。
シオンが覗き込むと、パソコンに、その時の写真が写し出されています。
その中でゴヌが手にしているトロフィーに目を留めるシオン。
ヒョンジュンの家の中で見たトロフィーと同じものだ、と気付きます。
大会の正式名称を聞き、調べるシオン。
別の回に、ヒョンジュンがトロフィーを手にしている写真を見つけ出します。
そこには、ヒョンジュンの横に祝福するように立っているチーム長の姿があります。
驚いたシオンはそのまま事務所を飛び出すのですが、ちょうど、どこかに出かけようとしているチェ・チーム長の姿を見かけ、あとをつけるシオン。
チーム長は、とある教会へと入って行きます。
そのあとに続いて入ったシオンでしたが、チーム長を見失った、と思った時に、逆にチーム長から、何か用?と話しかけられます。
その場には、シオンが開きっぱなしにしていたパソコンを見て、チェチーム長のいる場所を聞き、やって来たゴヌも来ていて、陰で様子を見ています。
チーム長に、どうしてヒョンジュンのことを知らないと言ったのか?と訊くシオンに、事件の日の出来事を話すチーム長。
彼は、7年前の事件でヒョンジュンに、出動する必要はない、といったのに動き始めたのを見て、自分もそちらに行ったと話します。
そして、ヒョンジュンが麻薬密売組織のために動いていたことを知ったと言います。
そして、いつからなんだ?と問う自分にヒョンジュンが銃を撃って来たのだ、と話します。
シオンは、そこで自分は何をしていたのかを聞くのですが、シオンがそこにいたことは知らなかった、と答えるチーム長。
シオンは、自分がその事件について知ろうとすると誰かに狙われる、と言い、ヒョンジュンについて、どんな人だったのかを尋ねます。
チーム長は、息子のような奴だった、と答えると、今度はシオンに、ヒョンジュンとはどういう間柄なんだ?と訊くのですが、分からない、としか答えられないシオンです。
警察に戻ると、保管庫でヒョンジュンの身分証を眺めるシオン。
そこにヒョンジュンの幽霊が現れます。
あなたは誰?どういう人?と言い、何もわからない、目の前にいるあなたも分からない…と言って保管庫を出て行くシオン。
残されたヒョンジュンの霊は悲しそうな眼をしています。
その頃、チェ・チーム長はシオンを襲撃した男と密かに会い、彼が現場で落とした時計を手渡しています。
ゴヌの方はシオンに、チェ・チーム長を疑っている訳じゃないだろう?と話しています。
シオンはヒョンジュンの霊が見えることを話し、2度も自分を助けてくれた、と打ち明けます。
どうして自分の前に現れるんだろう、と言うシオンに、チーム長は信じられる人だ、と断言するゴヌ。
自分にとって父のような存在で、シオンが疑うのは不快だ、と言って行ってしまうゴヌです。
一方、遺失物センターの新入りソンチャンは、ヒビンの正体を知り、ショックを受けるのですが、それでも彼女のことが好きなようです。
映画のチケットを持って誘いに行くのですが、年下は好みじゃない、と断られ、撃沈です。
ゴヌを呼び、ヤケ酒に付合わせるソンチャン。
映画のチケットをゴヌに押し付けています。
翌朝、ゴヌもヒョンジュンのことを調べて、彼の住んでいた家へとやって来ています。
そこには先に、シオンが来ていて、門の前に立っています。
ヒョンジュンの幽霊は門の内側にいて、じっと待っているようなのですが、シオンは結局中に入らず帰ろうとします。
その時、ゴヌに気付くシオン。
ゴヌは、シオンを送って行こうとするのですが、ソンチャンから貰った映画のチケットを思い出し、シオンを誘います。
親しげに映画を見る二人を、寂しそうに見守るヒョンジュンの霊。
彼は自分とシオンの映画館デートを思い出しています。
デートを終え、シオンを送って行くゴヌ。
家に入って行こうとするシオンを呼び止めるゴヌでしたが、何?と訊かれると、何も言えずにそのまま帰って行くゴヌです。
家に戻ったシオンは自分の部屋の人形を見ています。
その人形はヒョンジュンの家にあった人形とペアのようです。
ヒョンジュンとシオンの過去の映像が流れますが、シオンは思い出したのでしょうか?
一方、帰りかけたゴヌは、車にシオンが携帯を忘れて行ったのに気づき、再びシオンの家を訪れます。
冗談を言って、帰ろうとするゴヌでしたが、再びシオンを呼び止めます。
振り向くシオンを突然抱きしめ、キスをするゴヌ。
その二人を見ていたヒョンジュンの霊でしたが、やがて、哀しそうに眼を逸らします…。
死んだ刑事の霊とすれ違ったシオンは、そのあと振り返るのですが、そのまま行ってしまいます。
霊の方も振り返り、すでに行ってしまったシオンを見て悲しそうにしています。
そして、ゴヌが事件解決に尽力したことで、賞金を受け取り、センターのメンバーを食事に誘います。
後の二人は適当なところで帰し、シオンと二人になると、シオンがどうして被害者が検事の被害者だと分かったのかを聞き出そうとします。
運が良かったんだとごまかそうとするシオンなのですが、食い下がるゴヌ。
ありのままに話せば信じる?と確認したシオンは、自分には幽霊が見えるんだ、と話すのですが…。
ゴヌの方は酔っぱらっていてタクシーでシオンに送られています。
部屋の暗証番号も言えないゴヌ。
まさかと思いながらも生年月日を入れるとドアが開きます。
床で寝てしまうゴヌをベッドへ寝かせることは諦めたシオンですが、格闘していた時に箱にぶつかり、ふたが開いてしまいます。
その中にあった携帯型カセットプレーヤーを手にすると、頭痛のするシオン。
ゴヌに布団をかけてやり、部屋を出たシオンなのですが、彼女の前に現れる、胸にカーネーションの飾りをつけた男の霊。
その夜、シオンは、事故の時の断片的な夢を見ます。
翌朝、昨日のことはまるで覚えていないゴヌ。シオンが幽霊が見えるといった話も覚えていません。
再びそれを聞いても、嘘だと思うゴヌ。
そして、昨日の男の霊は再び現れ、一日中、物音を立てています。
一方、巫女のヒビンは昨日、ソンチャンとのテレビ電話で、警察に行ってもいい?と聞いていたのですが、電話連絡もせず、突然やって来ます。
ゴヌの名前を名乗っていたソンチャン。ヒビンは彼が名前を嘘をついていたことを知り、怒って帰って行くのですが、シオンと偶然顔を合せます。
この前相談した巫女だ、と気付いたシオン、幽霊が音を立てる話をすると、その物音で幽霊は話しかけているのだ、と言っています。
そう言われれば、その物音が気になるシオン、男の立てる音を自分でもなぞって立ててみるのですが、それを聞き、それがモールス信号で、自分の名を表していることを指摘するゴヌ。
シオンは幽霊がゴヌに関係があるのだと分かり、ゴヌの書類を調べ、その男がゴヌの父親だと知ります。
ゴヌ父に言われるままにゴヌの家に行き、勝手に入り幽霊の指差すカセットプレーヤーを手にするシオン。
中にはカセットテープが入っています。
その時、ゴヌが帰って来て、そのカセットプレーヤーを素早く隠すシオンです。
勝手に入ったシオンに腹を立てるゴヌ。
ゴヌはシオンがモールス信号まで知っている、と言い、何らかの秘密捜査をしているに違いない、などと思っているのね。
シオンが父親のことを話そうとするのですが、拒否するゴヌです。
家から出たシオンはテープを聞こうとするのですが、機械の本体が壊れています。
遺失物センターに戻ると、その中にあったカセットプレーヤーを使い、テープを聞くシオンです。
ゴヌのところに行くと、話をしようとするのですが、拒否するゴヌ。
シオンはカセットプレーヤーがゴヌのお父さんのプレゼントで、事故の日がゴヌの誕生日だという事を言い、テープを聞くように言います。
テープの中にはゴヌの父の声が残されています。事故に遭った時にちょうど録音していたのね。
事故に遭った後、ゴヌに、お父さんは大丈夫だから、と何度も繰り返し話しかけていたゴヌ父…。
お父さんが胸につけていたカーネーションはゴヌがつけてあげたものでしょう?と言うシオンに、自分の誕生日が父の命日なんだ、と言い、自分の誕生日が無かったら事故に遭わなかったのに、と言うゴヌ。
それは事故だったんだ、と言うシオンに、いっそ自分に誕生日なんて無かったらよかったのに、とゴヌは言います。
シオンは、お父さんはゴヌにそんな気持ちを捨てろ、と言いにやって来られたんだ、と言っています。
そして、再び現れる刑事の幽霊。
6話
シオンを家まで送りながら、今まで誤解していたことを謝るゴヌ。
そして、警察ではワークショップが開かれることになります。
前日からワークショップの宿所に行き、準備をすることになるゴヌとシオンなのですが、宿泊所に行ってみるとワークショップ恒例の悪戯でキャンセルされていて、別の宿所を探し回るシオンとゴヌです。
ようやく皆の泊まれる宿泊所を見つけ、準備を終えると一休みするゴヌとシオン。
ゴヌはシオンに、幽霊たちはどうしてシオンのことを選んで現れるのだろう?との疑問を口にするのですが、その問いにはシオンも答えられません。
そこに、刑事の幽霊がまた、現れます。
ゴヌはシオンの異変に気づき、(幽霊が)いるの?と訊くのですが、いない、と答えるシオンです。
翌日、他のメンバーも到着します。
川辺でふざけ合い、次々に川に放り込まれるメンバー。
シオンも投げ込まれるのですが、その瞬間、またもや悪夢のように現れる刑事が撃たれる場面…。
そのまま流されて行くシオンを見つけ、救助するゴヌです。
そして、夜間訓練です。
ひとり、山中に入り、廃屋に置かれたノートに名前を記すシオン。
トランシーバーでゴヌと連絡を取り合っていたのですが、突然シオンの悲鳴が聞こえ、トランシーバーは切られてしまいます。
すぐさまシオンの元へと駆けだすゴヌ。
シオンの方は、殴られて気を失い、山中を運ばれて行きます。
とあるところに連れて行かれ、埋められようとしているシオン。
刑事の幽霊がシオンの危機に、暴漢を殴ろうとするのですが、幽霊なので、どうすることもできません。
シオンは何とか目を覚まし反撃、逃げ出したところにゴヌがやって来て、彼と二人で山を下ります。
パトカーがやって来て、ゴヌの元上司のチェチーム長も到着。捜査が始まります。
捜査の途中、腕時計を見つけるのですが、その時計を黙ってポケットにおさめるチェ・チーム長。
暴漢の方は車に乗って逃げ去るのですが、幽霊の男がその車のナンバーを見ています。
結局、何の手がかりも見つけられないままに終わる捜査です。
一方、嘘がバレた事に悩むソンチャンは、もうひとりの遺失物センター勤務の警官に教えられ、巫女の相談を受けに行きます。
ところが、その巫女が相談しているまさにその人ヒビンです。
彼女も巫女であることは秘密にしていましたから、彼女の方の嘘もばれてしまっています。
夜のうちにゴヌに送られ家に帰ったシオンは翌朝、いつも通りに警察に出勤してきます。
そこにまた現れる、刑事の幽霊。
彼の後を追って、とある一室へと導かれて行くシオン。
幽霊に促され、部屋の中を眺めるシオンは、意識を取り戻した自分が記憶を失くした事件について事情を聞かれていた部屋だと気づきます。
そこで見せられた写真を思い出すシオン。
この男を知っているだろう?と訊かれながら見た写真が、自分の前に何度も現れている幽霊の写真だ、と初めて気づくシオン。
そして、悪夢の中で拳銃で撃たれた男がこの男なんだ、という事にも気づくシオンです。
シオンの方を眺めていた幽霊は涙を流しています…。
7話
幽霊に導かれ、入った取調室で、その幽霊が拳銃で撃たれたシーンを思い出すシオン。
一方、ゴヌの先輩のチェチーム長はゴヌに、シオンが襲われた事件について、手掛かりがない、と言いつつ、現場で拾った時計を隠し持っています。
シオンは以前の上司、ムン局長に、何も覚えていないことが心苦しい、と6年前の事件で亡くなった人のことを訊くのですが、教えてもらえません。
がっかりしながら部屋に戻る途中、今までの幽霊が保管室にあった物との関連で現れたことに気付き、保管室に行ってみるのですが、そこで行き詰ってしまうシオン。
6年前のものがここにあるはずがない、と方向転換をし、事件の時に最初に現場に駆け付けた警官を訪ねて行きます。
でも、その警官には会えないシオン。
どうやら彼は、シオンと会うことを避けているようです。
一方、巫女のヒビンが、男の幽霊に頼まれた車のナンバーのメモをシオンのところに持ってきます。
山荘でシオンを襲った男たちが逃げるのに使った車のナンバーです。
数字については何も聞かされていないヒビンは苦し紛れに、ひき逃げの車で、自分が儲けるためだと言って、シオンにメモを押し付けて帰るヒビンです。
そして、シオンの元に、6年前の事件で最初に現場に駆けつけて来た人からの電話が入ります。
彼は、何も話さないことが、皆にとっていい事だ、などといっていたのですが、自分の死が遠くないことを悟り、話すことにしたようです。
駆け出すシオンに付いて行くゴヌ。
二人は待ち合わせの場所に付きます。
相手は横断歩道の向こうにいて、そちらに向かって行くシオン。男もこちらに近づいてきます。
ところが、そこに向かい、突っ込んでくるトラック。
シオンの方は気付いたゴヌが助けるのですが、男の方は重体のようで病院に運ばれます。
意識はまだ戻らず、呼吸器をつけている男でしたが、何とか峠は越えます。
でも、病室に忍び込んできた男に窒息死させられてしまう男。
シオンは、知らせを受けて病院に駆けつけます。
自分のせいで人が死んだ、とショックのシオンです。
二人、遺失物センターへとやって来るのですが、シオンの机の上のメモの番号を見て驚くゴヌ。
昨日の事故でひき逃げをした車の番号だったのね。
その上、山荘の事件の日の防犯カメラの映像を探していて、見つけた車が同じ車だ、という事も調べていました。
それを聞いてヒビンのところに怒鳴り込むシオンなのですが、適当にかわされてしまいます。
彼女が帰っていくと、そこにいた刑事の霊に、シオンとの関係を聞くヒビン。
シオンは霊の声は聞けませんが、ヒビンは聞こえるようで、刑事の霊とも会話をしているのね。
刑事の霊は、愛する人だ、と答えています。
ゴヌはチェチーム長にひき逃げの件を話します。
死んだ人6年前の事件で最初に駆けつけた人、と聞き、表情を変えるチェチーム長。
シオンは自宅に戻って来るのですが、門が開いています。恐る恐る玄関に近づくと、玄関のドアも開いています。
庭箒を手に中にいた人間に向かうシオンですが、そこにいたのはゴヌ。
防犯カメラを設置してくれていたのね。
でも、自分のことは自分で守る、と言うシオン、自分のせいで人が死んだのを目の当たりにして、ゴヌまで危険にさらしたくないシオンです。
ただの防犯カメラだから、と言って、帰って行くゴヌ。
シオンの方は、遺失物センターに彼女宛に届いた封筒を開けて見ます。
その中には幽霊の男の顔写真の付いた刑事の身分証明書もあります。名前はイ・ヒョンジュン。
シオンは取り調べを受けた時、事件のあった日の日付を聞かれたことを思い出し、資料室にその書類を探しに行きます。
でも、一足先にチェチーム長がその事件の記録を抜き取っています。
資料室の中でチェ・チーム長と顔を合せそうになったシオンでしたが、ヒョンジュンの幽霊が現れ、シオンを隠します。
シオンに気付かず立ち去ろうと戸口まで来たチェチーム長でしたが、再び戻って来ます。
8話
シオンの方へと近づくチェ・チーム長でしたが、途中でゴヌからの電話を受け、そのまま帰って行きます。
シオンはヒョンジュンの幽霊に、どうして何度も自分を助けてくれるのか、また、自分を襲った犯人を知っているのかと聞きますが、ヒョンジュンは無言のまま、2007年のファイルを指さします。
ファイルから、自分の探している事件の記録がなくなっていることを知るシオンです。
チェ・チーム長の方は持ち出した書類をシュレッダーにかけてしまっています。
ゴヌはチェ・チーム長と会う約束をしたようで、シオンも誘おうと電話をかけるのですが、彼女は携帯を事務室に置いたまま帰ってしまい、連絡がつきません。
心配になったゴヌはシオンの家の前で彼女を待ち、帰ってきた彼女と共にチキン屋に行きます。
そこにチェ・チーム長もやって来て、楽しく過ごしているのですが、チーム長が本庁勤務していたと聞き、ヒョンジュンと勤務時期が重なるかもしれない、と思うシオン。
シオンはチーム長に、イ・ヒョンジュン刑事を知っているかと問います。
チーム長は知らないと答え、今度はシオンが先ほど資料室に行っていた、という話になり、顔色を変えるチーム長です。
翌日、シオンはヒョンジュンのことを警察の資料から調べています。
そして、ヒョンジュンの死亡時に住んでいた家へ行ってみるシオン。
家に近づくと、身体がその家を覚えている、という感じで、到着した家のインターホンを押ても反応が無いのを見て、まだ壊れたままだ、と呟く自分に驚くシオンです。
郵便受けにあった鍵を難なく取り出し、門を開けて入るシオン。
窓から室内を見るシオンはその中にある人形で視線が止まります。
でも、気にはなるものの、何も思い出せないといった感じです。
事務所に行くと、ゴヌが射撃大会で優勝した時のことを話題にしている遺失物センターの職員たち。
シオンが覗き込むと、パソコンに、その時の写真が写し出されています。
その中でゴヌが手にしているトロフィーに目を留めるシオン。
ヒョンジュンの家の中で見たトロフィーと同じものだ、と気付きます。
大会の正式名称を聞き、調べるシオン。
別の回に、ヒョンジュンがトロフィーを手にしている写真を見つけ出します。
そこには、ヒョンジュンの横に祝福するように立っているチーム長の姿があります。
驚いたシオンはそのまま事務所を飛び出すのですが、ちょうど、どこかに出かけようとしているチェ・チーム長の姿を見かけ、あとをつけるシオン。
チーム長は、とある教会へと入って行きます。
そのあとに続いて入ったシオンでしたが、チーム長を見失った、と思った時に、逆にチーム長から、何か用?と話しかけられます。
その場には、シオンが開きっぱなしにしていたパソコンを見て、チェチーム長のいる場所を聞き、やって来たゴヌも来ていて、陰で様子を見ています。
チーム長に、どうしてヒョンジュンのことを知らないと言ったのか?と訊くシオンに、事件の日の出来事を話すチーム長。
彼は、7年前の事件でヒョンジュンに、出動する必要はない、といったのに動き始めたのを見て、自分もそちらに行ったと話します。
そして、ヒョンジュンが麻薬密売組織のために動いていたことを知ったと言います。
そして、いつからなんだ?と問う自分にヒョンジュンが銃を撃って来たのだ、と話します。
シオンは、そこで自分は何をしていたのかを聞くのですが、シオンがそこにいたことは知らなかった、と答えるチーム長。
シオンは、自分がその事件について知ろうとすると誰かに狙われる、と言い、ヒョンジュンについて、どんな人だったのかを尋ねます。
チーム長は、息子のような奴だった、と答えると、今度はシオンに、ヒョンジュンとはどういう間柄なんだ?と訊くのですが、分からない、としか答えられないシオンです。
警察に戻ると、保管庫でヒョンジュンの身分証を眺めるシオン。
そこにヒョンジュンの幽霊が現れます。
あなたは誰?どういう人?と言い、何もわからない、目の前にいるあなたも分からない…と言って保管庫を出て行くシオン。
残されたヒョンジュンの霊は悲しそうな眼をしています。
その頃、チェ・チーム長はシオンを襲撃した男と密かに会い、彼が現場で落とした時計を手渡しています。
ゴヌの方はシオンに、チェ・チーム長を疑っている訳じゃないだろう?と話しています。
シオンはヒョンジュンの霊が見えることを話し、2度も自分を助けてくれた、と打ち明けます。
どうして自分の前に現れるんだろう、と言うシオンに、チーム長は信じられる人だ、と断言するゴヌ。
自分にとって父のような存在で、シオンが疑うのは不快だ、と言って行ってしまうゴヌです。
一方、遺失物センターの新入りソンチャンは、ヒビンの正体を知り、ショックを受けるのですが、それでも彼女のことが好きなようです。
映画のチケットを持って誘いに行くのですが、年下は好みじゃない、と断られ、撃沈です。
ゴヌを呼び、ヤケ酒に付合わせるソンチャン。
映画のチケットをゴヌに押し付けています。
翌朝、ゴヌもヒョンジュンのことを調べて、彼の住んでいた家へとやって来ています。
そこには先に、シオンが来ていて、門の前に立っています。
ヒョンジュンの幽霊は門の内側にいて、じっと待っているようなのですが、シオンは結局中に入らず帰ろうとします。
その時、ゴヌに気付くシオン。
ゴヌは、シオンを送って行こうとするのですが、ソンチャンから貰った映画のチケットを思い出し、シオンを誘います。
親しげに映画を見る二人を、寂しそうに見守るヒョンジュンの霊。
彼は自分とシオンの映画館デートを思い出しています。
デートを終え、シオンを送って行くゴヌ。
家に入って行こうとするシオンを呼び止めるゴヌでしたが、何?と訊かれると、何も言えずにそのまま帰って行くゴヌです。
家に戻ったシオンは自分の部屋の人形を見ています。
その人形はヒョンジュンの家にあった人形とペアのようです。
ヒョンジュンとシオンの過去の映像が流れますが、シオンは思い出したのでしょうか?
一方、帰りかけたゴヌは、車にシオンが携帯を忘れて行ったのに気づき、再びシオンの家を訪れます。
冗談を言って、帰ろうとするゴヌでしたが、再びシオンを呼び止めます。
振り向くシオンを突然抱きしめ、キスをするゴヌ。
その二人を見ていたヒョンジュンの霊でしたが、やがて、哀しそうに眼を逸らします…。
Entry ⇒ 2013.09.18 | Category ⇒ 君を守る恋~Who Are Yo~ | Comments (0) | Trackbacks (0)
「君を守る恋~Who Are You~」9話~12話あらすじ
こちらにはあらすじと、ネタバレの感想を書いています。
ネタバレなしの感想とデータはなんじゃもんじゃに書いています。そちらもお読みいただけると嬉しいです。
ネタバレなしの感想とデータはなんじゃもんじゃに書いています。そちらもお読みいただけると嬉しいです。
9話
心の準備もないままキスしてしまったゴヌとシオンは、それぞれ複雑な思いのままに朝です。
シオンを避けているゴヌのところに来て、いつまで逃げているの?と言うシオンに、誰が?と答えるゴヌ。
シオンは、昨日何かあったというの?仕事しろ、と喝を入れて去って行きます。
一方、遺失物センターに届く壊れた携帯電話。
昨日の夜、ヤクザ風の男たちに追われながら、とある男がポストに投げ入れたもののようです。
その携帯を、自分のものだと現れる男ですが、昨日の男とは別人です。
身分証の提示を求められ、この携帯があればパスポートが手に入るんだ、と言う男。
当然、携帯を渡すことはできず、部屋を出る男ですが、警察署のトイレ内に潜み夜を待ちます。
仕事を終えたゴヌとシオンはゴヌの先輩チェチーム長に誘われ、飲みに行くことになるのですが、会議が長引き遅くなったシオンが到着するとチーム長は先に帰っています。
ゴヌはチーム長から強力班の復帰できるようになった話を聞いたことをシオンに伝えます。
望んでいたことなのに、嬉しそうじゃないゴヌ。シオンの祝い酒を受けながらも、シオンのことを心配するゴヌです。
その帰り、水滴が落ちて来るのに気づくシオン。血のようです。
でも、ゴヌには見えていないみたいですから、この世のものではないようですね。
血の後を追って行くシオンと、それに付いて行くゴヌ。
やがて、路地でまだ温かい死体を発見する二人です。
翌朝、現場検証が行われるのですが、昨日、遺失物センターに来た男が来ています。でも、シオンと目が合うと逃げるように去って行く男です。
そして、遺失物センターでは盗難が発覚します。
失くなったのは、昨日持ち込まれた携帯電話。
ソンチャンともう一人のセンター員が押し付け合いをした末に、保管庫にしまわないまま帰ってしまったのね。
秘密裏に、できるだけ早く、できるだけ静かに携帯を見つけろ、と命じるセンター課長です。
すぐさま、署内の防犯カメラの映像をチェックし、昨日携帯を取りに来た男が犯人だと分かります。
その時の話しぶりが、中国在住の韓国人のようだった、という事から中華街をあたるゴヌとシオンですが、有力な手掛かりは得られません、
ソンチャンが残っているセンターにはヒビンがやって来ます。
ソンチャンの誘いをはねつけた後、彼から再度の誘いが無いことにじりじりしていた彼女はヒョンジュンの霊の頼みを二つ返事で受けたのね。
チャイナタウンに行きつけの店があるから、と言うヒビンの話をそのままゴヌに伝えるソンチャンです。
シオンと二人、その店へと向かうゴヌ。
ただ訊いた時には答えてくれなかった店長ですが、ヒビンに聞いた暗号を言うと、その男のことを教えてくれる店長です。
探している男は店で働いていた男で、友人と故郷に帰って事業を始めると言って先週辞めたこと、そして、友人と写った写真を見せてくれて、出国までいると言っていた住所を教えてくれます。友人は昨日二人が見つけた死体となった人です。
そして、最後にヒョンジュンがどこにいるのか?と聞く店主。
ヒョンジュンのことを知っているのか?とシオンが訊くと顔色が変わり、ここには2度と来るな、と言う店主です。
店主に教えてもらった住所で男を待つシオンとゴヌ。
やがて現れた男を取り押さえ、話を聞きます。
友人と彼は密輸で、麻薬と引き換えにお金を受け取ろうとしていたのね。
ところが、取引直後に友人が刺され、二手に分かれて逃げるさなかに刺された男が携帯をポストに入れたのね。
その携帯の中には密輸関係の資料が入っており、その中には警察の人間も入っている、と言う男。
友人の勤めていた会社を訊くシオンに、会社の名前は分からないが、6年前から、チュント号という貿易船に乗っていたと答えます。
その船がシオンが記憶を失うことになった事件のあった船だと気づくシオンです。
一方、情報を教えてくれた店長からの報告を受けるチェチーム長。なんとしてでも手に入れろ、と命じているのですが、それを見ているヒョンジュンの霊。
思い通りにはさせない、と呟いています。
携帯を手に帰って行くゴヌとシオンですが、暴力団風の男たちに囲まれます。
何とか逃げるのですが、建物の屋上で再び囲まれてしまう二人。
シオンを庇い、棒で何度も強打されるゴヌでしたが、やがて警察が駆けつけ、男たちは逃げて行きます。
ゴヌは、携帯をチェチーム長に渡そうというのですが、先にこちらで調べてからチーム長に渡そうと言うシオンです。
翌日、昔の知り合いのところに行き、ヒョンジュンのことを訊くシオン。
彼に教えてもらった、彼の行きつけだったという喫茶店へと行きます。
店に入るなり、久しぶりですね、と店の人から声をかけられるシオンは、店の奥に写真がたくさん飾られているのを見つけ、そちらへと向かいます。
そして、その中に見つける、自分とヒョンジュンが抱き合う姿で写っている写真…。
シオンはヒョンジュンと写真を撮った日のことを思い出します。
そこに現れるヒョンジュンの霊。
彼に向かい、ごめんね、と謝るシオン。覚えてなくてごめんなさい、と言うシオンです。
10話
ヒョンジュンの霊に、覚えていられなくってごめんなさい、と言うシオン。
シオンはヒョンジュンの霊とともに、遺失物センターの保管庫にあった細工箱を手にしています。
この為にあの日、わたしを呼んだの?と訊くシオンに頷くヒョンジュンです。
あの日起こったことを思い出しているシオン。
事件の全容が明らかになります。
麻薬組織の捜査のために、チェ・チーム長とともに港を見張っていたヒョンジュンは、シオンにプロポーズしようと呼び出していたのね。
やって来たシオンはヒョンジュンに自分とおそろいのシャツをプレゼントします。
シオンにせがまれ、そのシャツに着替えたヒョンジュン、シオンにプロポーズをしようとするのですが、途中で無線が入り、シオンにキスして現場に戻ります。
その時に点滅している光を見て、何かのサインだ、とヒョンジュンはその船へと一人で乗り込みます。
ヒョンジュンの思った通り、麻薬の密輸船のようだったのですが、無線の声により、気付かれてしまいます。
素早く逃げるヒョンジュンでしたが、船を降りようとした時に目の前に立ちはだかるチェチーム長。
自分もお前も生きよう、と言って見逃すように提案するチェチーム長の言葉に、彼が汚職警官だという事に気付いたヒョンジュン。
それは出来ない、と断るとヒョンジュンに発砲するチェ・チーム長。
シオンの方は着替えたヒョンジュンが防弾チョッキを忘れて行ったことに気付き、それを届けようと船の方に近づき、ヒョンジュンが撃たれたところを目撃していたのね。
自分が防弾チョッキを脱がせたせいでヒョンジュンが死ぬことになったと知るシオンです。
ヒョンジュンが渡そうとしていた箱を触っていたシオンですが、ぐうぜん箱が開きます。
中に入っていたのは指輪です。
綺麗だ、と言い有難う、と言うシオン。
シオンはヒョンジュンの霊と一緒に家へと帰って来ます。
家の前にゴヌが待っているのを見て、シオンから離れるヒョンジュン。
センターは早くに出たと言うのに、どこに行っていたんだ?と心配するゴヌ。
何かあったの?と訊くゴヌですが、いいえ、と答えるシオン、ゴヌの方こそこんな時間にどうしたの?と聞きます。
ゴヌは、強力班に復帰するのはやめた、シオンの傍にいたい、と言います。
シオンは少しの沈黙の後、自分が記憶をすべて取り戻した、と話します。
そして、ヒョンジュンが自分の好きだった人だ、と言うシオン。
そして、あの時の真実を知ることが一番重要なのだと言うシオンです。
ゴヌはチェチーム長を呼び出し、ヤケ酒です。
ゴヌはチェチーム長にシオンがヒョンジュンと恋人関係だったんだ、と話してしまっています。
誰に聞いた?と訊くチーム長にも、シオンが思い出したことを話すゴヌ。
そして、ヒョンジュンがどんな人だったのか?と訊くゴヌです。
翌朝、シオンが家を出ると、以前のように待っているゴヌ。
最近もヒョンジュンを見るの?と聞き、自分が助ける、とゴヌは言います。
そして、ゴヌの知り合いのハッカーのところにシオンを連れて行き、携帯のデータの復元を頼むゴヌです。
続いて、密輸に関わり殺されてしまった男の遺骨を、遺失物センターへとやって来た男に手渡すシオンとゴヌです。
お骨だけでも、故郷に連れて帰ってやれることを感謝する男。
殺された男の霊も、シオンに感謝を伝えます。
港まで護衛をつける、と言うシオン、男はパトカーに乗り込み、去って行きます。
そして、一人、再びヒョンジュンの家の前まで出かけるシオン。
ちょうどその時、中から一人の女の人が出てきます。
ヒョンジュンのお姉さんのようです。
お姉さんもヒョンジュンが汚職をしたと聞かされていたようです。
彼女がチェチーム長から、捜査をしても無実を証明するのは難しい、と言われ、静かに捜査を終わらせ送ってやろう、と言われたことを聞き、眉をひそめるシオンです。
携帯電話のデータの方は、6年前から始まっていることまでは分かるのですが、ハッカーが少し席を外している間に事務所が荒らされ、資料がみんな持ち去られてしまいます。
警察署では、チェチーム長がシオンの警察学校時代の恩師であるムン局長から、あの事件の報告は真実か?と訊かれているのを偶然目にするシオン。
そのすぐ後に、シオンはチーム長から呼び出されます。
6年前の目撃者が現れた、というチーム長の話に、自分も行くことにするシオン。
いっしょに行くか?と訊かれ、別に行くので住所だけ教えてくれるようにと頼むシオンです。
一方、ゴヌはハッカーの友達から、手書きのデータが残っていた、との連絡を受けています。
関係者の電話番号の中に、見覚えのある番号を発見するゴヌ。
ゴヌが自分の携帯にその番号を入力してみると、チェチーム長の名前が現れます。
ゴヌはシオンを探すのですが、彼女は携帯を切っており、チェチーム長もいません。
どこに行ったんだ、と悩むゴヌに、ヒョンジュンがパソコンのキーボードを動かし、コサム貯水池と文字を表示させます。
シオンの方は録音機のスイッチを入れ、チェチーム長と会っています。
目撃者はまだ?それとも、最初から目撃屋なんていないんでしょう?と言うシオン。
そして、ヒョンジュンを殺したでしょう?チーム長が撃ったじゃない、と言うシオンに銃を向けるチーム長。
シオンの方も拳銃をチーム長へとすぐさま向けます。
そこに、ヒョンジュンのメッセージを読み取ったゴヌもやって来ます。
チーム長に、密輸グループとの関連は分かった、と言い、先輩が殺したのか?と訊くゴヌ。
殺すしかなかった、と答えるチーム長です。
そして、サイレンの音が聞こえ警察がやって来ます。
警官たちに取り囲まれても、なかなか銃を下ろそうとしないチーム長から拳銃を受け取ろうとするゴヌですが、一瞬のすきをついて、さらに奥に逃げるチーム長です。
捜索隊がチーム長を探し始めると、シオンに、一旦家に帰ろう、と声をかけるゴヌ。
ゴヌはシオンに、いつからヒョンジュンを撃ったのがチーム長だと知っていたの?と聞きます。
記憶が戻った時から、とシオンが答えるのを聞くと、恐ろしい人だ、と言うゴヌ。
知っていながら、挨拶をして笑って、と言うゴヌに、証拠が欲しかったから、とシオンは答えます。
どうして自分に話してくれなかったんだ、と言うゴヌに、ゴヌにとって特別な人だと知っていたから、と答えるシオン。
でも、馬鹿みたいに今頃わかって、俺が大丈夫だと思うのか?と怒るゴヌ…。
11話
チェチーム長がヒョンジュンを殺したことにも、それを知りながらも黙っていたシオンにもショックを受け、そのまま一人で帰って行くゴヌ。
自宅に帰ったシオンの前にはヒョンジュンの霊が現れます。
私は大丈夫、と言い、チェチーム長は自白した、と録音機を取り出すシオン。
でも、シオンがゴヌのことを思い出しているうちに消えてしまうヒョンジュンです。
シオンの録音したものも証拠として採用され、シオンの元上司、ムン局長は6年前の事件の再調査を命じます。
一方、チェチーム長はそのまま逃げており、行方不明です。
チェチーム長は事件の関係者のヤクザの世話を受けながら、廃工場のようなところに隠れています。
シオンは局長に、自分も捜査に加えてくれ、と頼むのですが、断られてしまいます。
ゴヌはチェチーム長のことで受けたショックから抜け出せず、酒浸りです。
一人で飲んでいるゴヌのところにやって来たシオンに、一番信頼していた人が殺人者だったなんて、どう受け止めたらいいんだろう、と言うゴヌ。
そして、シオンの愛する人を殺した人なのに、何かそうするだけの理由があったんじゃないかと考える自分自身に対して何より腹が立つ、と言うゴヌです。
チェチーム長は子供の薬を受け取りに来るはずだ、と病院に行き、直前にチェチーム長が現れ、家族旅行に行く、と言っていたことを聞くゴヌ。
慌てて探しに行くのですが、見つけ出すことはできません。
再び酔っぱらったゴヌはシオンの家の前に来ています。
防犯用モニターでその姿を見たシオン、彼をソファーに寝かしてやります。
夜中、ゴヌの携帯に電話が入るのですが、気づかずに眠り続けているゴヌ。
ところで、2007年の事件ですが、チェチーム長はヒョンジュンが防弾チョッキを着ているものと思って撃ったのね。
その後どこかに事故が起こった、と電話し、自分は降りる、と言っていたチェチーム長でしたが、そうもいかなかったようです。
そして、その場に現れ叫ぶシオンを殴って気を失わせたのもチーム長でした。
そのあとで、自分の足に向けて発砲したのね。
翌朝、シオンが起きてみると、ゴヌはもういません。
職場に行くとゴヌを朝ごはんを食べに誘うシオン。
チェチーム長には何か事情があると思う、と言い、自分たちが先にチーム長を見つけよう、と提案するシオンです。
そんなシオンの携帯に、見知らぬ番号からの電話が入り、出るのですが、すぐに切れてしまいます。
チーム長からだ、と思う二人、ゴヌも自分の携帯を調べると、同じ番号からの電話が入っています。
公衆電話だと確認すると、その位置を調べてくれるように頼むゴヌ。
公衆電話の位置が分かると、そちらへ向かうゴヌとシオン。
チェチーム長が潜んでいた廃工場のすぐ前にある公衆電話で、二人は建物の中に入り、チーム長がそこにいたことを確認する二人。
チェチーム長の方はすでに密航しようとそこを発っているのですが、そんなことを知らず、すぐに戻って来るんじゃないかと思っている二人。
ところが、彼らの動きはチーム長を世話していたヤクザに目撃されており、ヤクザたちに取り囲まれてしまう二人です。
そこに、去ったはずのチェチーム長が戻って来ます。
ヤクザから話を聞いて戻って来たのね。
ピストルを手に二人を庇い、シオンを外に連れ出すように言うチーム長。
チーム長を心配しながらも従うゴヌでしたが、部屋の外にシオンを連れ出すと、再びヤクザたちのところに飛び込むゴヌ。
チーム長は後ろから近付いた男に刺されてしまいます。
シオンもゴヌに続いて再び部屋に入ったのですが、チェチーム長の手から落ちた拳銃を拾うとそれを天井に向けて発砲。
ヤクザたちを壁際に追い込んでいます。
刺されたチェチーム長の腹からはどくどくと流れ出す血が…。
12話
やがてパトカーのサイレン音が近づいてくるのですが、意識を失うチェチーム長。
ヤクザたちは逃げ、チェチーム長は救急車で運ばれて行きます。
救急車の中で一時的に意識を取り戻したチーム長は、ポケットから財布を取り出すのですが、そこでまた、意識を失ってしまいます。
チェチーム長はそのまま亡くなり、葬儀場で遺体に付き添うゴヌ。
やって来たシオンが励まそうとして手を握るのですが、ゴヌは振り払います。
シオンはチーム長が手渡そうとした財布をゴヌに渡し、帰って行きます。
そして、埋葬されるチーム長。
墓の前に立ちつくすゴヌの頭にはチーム長との思い出の数々が浮かんでは消えて行きます。
そこにシオンがやって来て、またゴヌの手を取るのですが、今度はそのままにしているゴヌです。
ヒョンジュンの名誉は回復され、ヒョンジュンの姉やムン局長から、ここで事件から手を引くように言われるのですが、まだ終わっていないと思うシオン。
チェチーム長の携帯の通話記録を取り寄せ、その番号をあたる中、一軒の質屋の番号に行き当たります。
ヒョンジュンの霊もやはり、すっきりしない気持ちのようです。
自分が望んだのはチェチーム長が罪を償い赦しを乞い、やり直すことだったと思うヒョンジュンです。
そして、ヒビンには、シオンが安全になるまで逝けない、と言っています。
一方、ゴヌの方は1週間も家に閉じこもったまま、電話にも出ません。
心配してシオンが訪ねて来ても、ドアも開けないゴヌ。
でも、チーム長を偲び、彼の残した財布を見ていて、そこに質屋の預かり証が入っているのに目を留めるゴヌです。
ゴヌはようやく動き出す気になったようで、シオンの家までやって来ます。
シオンはゴヌに、事件はまだ終わっていない、と言い、見せるものがある、とゴヌを家へと招き入れます。
シオンから見せられたチェチーム長の通話記録を見ていたゴヌは、その一つの番号にシオンが質屋、と書き込んでいるのに目を留めます。
ゴヌはチーム長の財布の中に質屋の預かり証があったことを話し、そこから捜査を始めることにする二人です。
しかし、質屋に行ってみると、預かっていた物は別の男が持って行った後。
品物は壊れた携帯で、男がさっき出て行ったばかり、と聞き、さっきすれ違った男だと気づいたゴヌはすぐさま後を追います。
シオンも後を追おうとするのですが、質屋の主人に呼び止められ、いっしょに渡すように頼まれていた、とどこかの鍵を渡されるシオンです。
ゴヌは男を逃しかけるのですが、エレベーターに乗った男を下で待ち構えていたシオン。
男は携帯を落として逃げ出します。
携帯を手に入れた二人ですが、またもやこの前のヤクザたちが現れ囲まれます。
携帯を投げ捨て、その隙にシオンと逃げ出すゴヌです。
でも、ゴヌは携帯のメモリーを抜き取っていたのね。
ゴヌの知り合いのハッカーのところに持ち込み、データを復元してもらう二人です。
データを友人に任せ、一旦帰る二人、ゴヌはシオンを送って行きます。
歩きながら、シオンが車を運転しないことが話題になり、両親が交通事故に遭ったためにトラウマがあることを話すシオン。
シオンに、自分がずっと運転手をする、と言うゴヌ。
昔、ヒョンジュンにも同じようなことを言われたことのあるシオン、そんなこと自信満々で言うんじゃない、と言うのですが、約束は必ず守る男だ、と言うゴヌです。
翌日、ゴヌは仕事にも復帰します。
そして、データの復元を依頼したハッカーのところに向かう二人。
二人は携帯の通話記録の中にイルドゥと言う男の名があることを見つけ、彼についても調べてもらうと、彼がヤクザのボス格で、彼も元警察だという事が分かります。
他にも警察関係者がいないか調べてくれるようにと頼むゴヌ。
一方、そのイルドゥは誰かに携帯を手渡しているのですが、携帯からデータが抜き取られているのを見つけた謎の男はイルドゥを激しく叱責しています。
そして、ヒョンジュンの霊はふたたびヒビンのところに来ています。
ヒョンジュンはヒビンに、シオンが危険だ、とある頼みごとをしているのですが、ダメだ、と断ろうとするヒビン。
その頼みを聞けば、ヒョンジュンは魂まで消えてしまうようです。
でも、シオンさえ守れば、それでいい、と言うヒョンジュンの霊。
イルドゥの方は手下を連れてシオンの家へと来ています。
ゴヌは、ハッカーから、警察関係者が分かりそうだ、と聞き、シオンに連絡を入れるのですが、電話に出たのはイルドゥです。
シオンはどこだ?と訊くゴヌに、自分たちが拉致したことを話すイルドゥ。
ハッカーは分かった、と言い、データをゴヌに見せます。
出てきた名前はムン局長です。
そして、イルドゥにシオンもゴヌも殺せ、と命じているムン局長…。
心の準備もないままキスしてしまったゴヌとシオンは、それぞれ複雑な思いのままに朝です。
シオンを避けているゴヌのところに来て、いつまで逃げているの?と言うシオンに、誰が?と答えるゴヌ。
シオンは、昨日何かあったというの?仕事しろ、と喝を入れて去って行きます。
一方、遺失物センターに届く壊れた携帯電話。
昨日の夜、ヤクザ風の男たちに追われながら、とある男がポストに投げ入れたもののようです。
その携帯を、自分のものだと現れる男ですが、昨日の男とは別人です。
身分証の提示を求められ、この携帯があればパスポートが手に入るんだ、と言う男。
当然、携帯を渡すことはできず、部屋を出る男ですが、警察署のトイレ内に潜み夜を待ちます。
仕事を終えたゴヌとシオンはゴヌの先輩チェチーム長に誘われ、飲みに行くことになるのですが、会議が長引き遅くなったシオンが到着するとチーム長は先に帰っています。
ゴヌはチーム長から強力班の復帰できるようになった話を聞いたことをシオンに伝えます。
望んでいたことなのに、嬉しそうじゃないゴヌ。シオンの祝い酒を受けながらも、シオンのことを心配するゴヌです。
その帰り、水滴が落ちて来るのに気づくシオン。血のようです。
でも、ゴヌには見えていないみたいですから、この世のものではないようですね。
血の後を追って行くシオンと、それに付いて行くゴヌ。
やがて、路地でまだ温かい死体を発見する二人です。
翌朝、現場検証が行われるのですが、昨日、遺失物センターに来た男が来ています。でも、シオンと目が合うと逃げるように去って行く男です。
そして、遺失物センターでは盗難が発覚します。
失くなったのは、昨日持ち込まれた携帯電話。
ソンチャンともう一人のセンター員が押し付け合いをした末に、保管庫にしまわないまま帰ってしまったのね。
秘密裏に、できるだけ早く、できるだけ静かに携帯を見つけろ、と命じるセンター課長です。
すぐさま、署内の防犯カメラの映像をチェックし、昨日携帯を取りに来た男が犯人だと分かります。
その時の話しぶりが、中国在住の韓国人のようだった、という事から中華街をあたるゴヌとシオンですが、有力な手掛かりは得られません、
ソンチャンが残っているセンターにはヒビンがやって来ます。
ソンチャンの誘いをはねつけた後、彼から再度の誘いが無いことにじりじりしていた彼女はヒョンジュンの霊の頼みを二つ返事で受けたのね。
チャイナタウンに行きつけの店があるから、と言うヒビンの話をそのままゴヌに伝えるソンチャンです。
シオンと二人、その店へと向かうゴヌ。
ただ訊いた時には答えてくれなかった店長ですが、ヒビンに聞いた暗号を言うと、その男のことを教えてくれる店長です。
探している男は店で働いていた男で、友人と故郷に帰って事業を始めると言って先週辞めたこと、そして、友人と写った写真を見せてくれて、出国までいると言っていた住所を教えてくれます。友人は昨日二人が見つけた死体となった人です。
そして、最後にヒョンジュンがどこにいるのか?と聞く店主。
ヒョンジュンのことを知っているのか?とシオンが訊くと顔色が変わり、ここには2度と来るな、と言う店主です。
店主に教えてもらった住所で男を待つシオンとゴヌ。
やがて現れた男を取り押さえ、話を聞きます。
友人と彼は密輸で、麻薬と引き換えにお金を受け取ろうとしていたのね。
ところが、取引直後に友人が刺され、二手に分かれて逃げるさなかに刺された男が携帯をポストに入れたのね。
その携帯の中には密輸関係の資料が入っており、その中には警察の人間も入っている、と言う男。
友人の勤めていた会社を訊くシオンに、会社の名前は分からないが、6年前から、チュント号という貿易船に乗っていたと答えます。
その船がシオンが記憶を失うことになった事件のあった船だと気づくシオンです。
一方、情報を教えてくれた店長からの報告を受けるチェチーム長。なんとしてでも手に入れろ、と命じているのですが、それを見ているヒョンジュンの霊。
思い通りにはさせない、と呟いています。
携帯を手に帰って行くゴヌとシオンですが、暴力団風の男たちに囲まれます。
何とか逃げるのですが、建物の屋上で再び囲まれてしまう二人。
シオンを庇い、棒で何度も強打されるゴヌでしたが、やがて警察が駆けつけ、男たちは逃げて行きます。
ゴヌは、携帯をチェチーム長に渡そうというのですが、先にこちらで調べてからチーム長に渡そうと言うシオンです。
翌日、昔の知り合いのところに行き、ヒョンジュンのことを訊くシオン。
彼に教えてもらった、彼の行きつけだったという喫茶店へと行きます。
店に入るなり、久しぶりですね、と店の人から声をかけられるシオンは、店の奥に写真がたくさん飾られているのを見つけ、そちらへと向かいます。
そして、その中に見つける、自分とヒョンジュンが抱き合う姿で写っている写真…。
シオンはヒョンジュンと写真を撮った日のことを思い出します。
そこに現れるヒョンジュンの霊。
彼に向かい、ごめんね、と謝るシオン。覚えてなくてごめんなさい、と言うシオンです。
10話
ヒョンジュンの霊に、覚えていられなくってごめんなさい、と言うシオン。
シオンはヒョンジュンの霊とともに、遺失物センターの保管庫にあった細工箱を手にしています。
この為にあの日、わたしを呼んだの?と訊くシオンに頷くヒョンジュンです。
あの日起こったことを思い出しているシオン。
事件の全容が明らかになります。
麻薬組織の捜査のために、チェ・チーム長とともに港を見張っていたヒョンジュンは、シオンにプロポーズしようと呼び出していたのね。
やって来たシオンはヒョンジュンに自分とおそろいのシャツをプレゼントします。
シオンにせがまれ、そのシャツに着替えたヒョンジュン、シオンにプロポーズをしようとするのですが、途中で無線が入り、シオンにキスして現場に戻ります。
その時に点滅している光を見て、何かのサインだ、とヒョンジュンはその船へと一人で乗り込みます。
ヒョンジュンの思った通り、麻薬の密輸船のようだったのですが、無線の声により、気付かれてしまいます。
素早く逃げるヒョンジュンでしたが、船を降りようとした時に目の前に立ちはだかるチェチーム長。
自分もお前も生きよう、と言って見逃すように提案するチェチーム長の言葉に、彼が汚職警官だという事に気付いたヒョンジュン。
それは出来ない、と断るとヒョンジュンに発砲するチェ・チーム長。
シオンの方は着替えたヒョンジュンが防弾チョッキを忘れて行ったことに気付き、それを届けようと船の方に近づき、ヒョンジュンが撃たれたところを目撃していたのね。
自分が防弾チョッキを脱がせたせいでヒョンジュンが死ぬことになったと知るシオンです。
ヒョンジュンが渡そうとしていた箱を触っていたシオンですが、ぐうぜん箱が開きます。
中に入っていたのは指輪です。
綺麗だ、と言い有難う、と言うシオン。
シオンはヒョンジュンの霊と一緒に家へと帰って来ます。
家の前にゴヌが待っているのを見て、シオンから離れるヒョンジュン。
センターは早くに出たと言うのに、どこに行っていたんだ?と心配するゴヌ。
何かあったの?と訊くゴヌですが、いいえ、と答えるシオン、ゴヌの方こそこんな時間にどうしたの?と聞きます。
ゴヌは、強力班に復帰するのはやめた、シオンの傍にいたい、と言います。
シオンは少しの沈黙の後、自分が記憶をすべて取り戻した、と話します。
そして、ヒョンジュンが自分の好きだった人だ、と言うシオン。
そして、あの時の真実を知ることが一番重要なのだと言うシオンです。
ゴヌはチェチーム長を呼び出し、ヤケ酒です。
ゴヌはチェチーム長にシオンがヒョンジュンと恋人関係だったんだ、と話してしまっています。
誰に聞いた?と訊くチーム長にも、シオンが思い出したことを話すゴヌ。
そして、ヒョンジュンがどんな人だったのか?と訊くゴヌです。
翌朝、シオンが家を出ると、以前のように待っているゴヌ。
最近もヒョンジュンを見るの?と聞き、自分が助ける、とゴヌは言います。
そして、ゴヌの知り合いのハッカーのところにシオンを連れて行き、携帯のデータの復元を頼むゴヌです。
続いて、密輸に関わり殺されてしまった男の遺骨を、遺失物センターへとやって来た男に手渡すシオンとゴヌです。
お骨だけでも、故郷に連れて帰ってやれることを感謝する男。
殺された男の霊も、シオンに感謝を伝えます。
港まで護衛をつける、と言うシオン、男はパトカーに乗り込み、去って行きます。
そして、一人、再びヒョンジュンの家の前まで出かけるシオン。
ちょうどその時、中から一人の女の人が出てきます。
ヒョンジュンのお姉さんのようです。
お姉さんもヒョンジュンが汚職をしたと聞かされていたようです。
彼女がチェチーム長から、捜査をしても無実を証明するのは難しい、と言われ、静かに捜査を終わらせ送ってやろう、と言われたことを聞き、眉をひそめるシオンです。
携帯電話のデータの方は、6年前から始まっていることまでは分かるのですが、ハッカーが少し席を外している間に事務所が荒らされ、資料がみんな持ち去られてしまいます。
警察署では、チェチーム長がシオンの警察学校時代の恩師であるムン局長から、あの事件の報告は真実か?と訊かれているのを偶然目にするシオン。
そのすぐ後に、シオンはチーム長から呼び出されます。
6年前の目撃者が現れた、というチーム長の話に、自分も行くことにするシオン。
いっしょに行くか?と訊かれ、別に行くので住所だけ教えてくれるようにと頼むシオンです。
一方、ゴヌはハッカーの友達から、手書きのデータが残っていた、との連絡を受けています。
関係者の電話番号の中に、見覚えのある番号を発見するゴヌ。
ゴヌが自分の携帯にその番号を入力してみると、チェチーム長の名前が現れます。
ゴヌはシオンを探すのですが、彼女は携帯を切っており、チェチーム長もいません。
どこに行ったんだ、と悩むゴヌに、ヒョンジュンがパソコンのキーボードを動かし、コサム貯水池と文字を表示させます。
シオンの方は録音機のスイッチを入れ、チェチーム長と会っています。
目撃者はまだ?それとも、最初から目撃屋なんていないんでしょう?と言うシオン。
そして、ヒョンジュンを殺したでしょう?チーム長が撃ったじゃない、と言うシオンに銃を向けるチーム長。
シオンの方も拳銃をチーム長へとすぐさま向けます。
そこに、ヒョンジュンのメッセージを読み取ったゴヌもやって来ます。
チーム長に、密輸グループとの関連は分かった、と言い、先輩が殺したのか?と訊くゴヌ。
殺すしかなかった、と答えるチーム長です。
そして、サイレンの音が聞こえ警察がやって来ます。
警官たちに取り囲まれても、なかなか銃を下ろそうとしないチーム長から拳銃を受け取ろうとするゴヌですが、一瞬のすきをついて、さらに奥に逃げるチーム長です。
捜索隊がチーム長を探し始めると、シオンに、一旦家に帰ろう、と声をかけるゴヌ。
ゴヌはシオンに、いつからヒョンジュンを撃ったのがチーム長だと知っていたの?と聞きます。
記憶が戻った時から、とシオンが答えるのを聞くと、恐ろしい人だ、と言うゴヌ。
知っていながら、挨拶をして笑って、と言うゴヌに、証拠が欲しかったから、とシオンは答えます。
どうして自分に話してくれなかったんだ、と言うゴヌに、ゴヌにとって特別な人だと知っていたから、と答えるシオン。
でも、馬鹿みたいに今頃わかって、俺が大丈夫だと思うのか?と怒るゴヌ…。
11話
チェチーム長がヒョンジュンを殺したことにも、それを知りながらも黙っていたシオンにもショックを受け、そのまま一人で帰って行くゴヌ。
自宅に帰ったシオンの前にはヒョンジュンの霊が現れます。
私は大丈夫、と言い、チェチーム長は自白した、と録音機を取り出すシオン。
でも、シオンがゴヌのことを思い出しているうちに消えてしまうヒョンジュンです。
シオンの録音したものも証拠として採用され、シオンの元上司、ムン局長は6年前の事件の再調査を命じます。
一方、チェチーム長はそのまま逃げており、行方不明です。
チェチーム長は事件の関係者のヤクザの世話を受けながら、廃工場のようなところに隠れています。
シオンは局長に、自分も捜査に加えてくれ、と頼むのですが、断られてしまいます。
ゴヌはチェチーム長のことで受けたショックから抜け出せず、酒浸りです。
一人で飲んでいるゴヌのところにやって来たシオンに、一番信頼していた人が殺人者だったなんて、どう受け止めたらいいんだろう、と言うゴヌ。
そして、シオンの愛する人を殺した人なのに、何かそうするだけの理由があったんじゃないかと考える自分自身に対して何より腹が立つ、と言うゴヌです。
チェチーム長は子供の薬を受け取りに来るはずだ、と病院に行き、直前にチェチーム長が現れ、家族旅行に行く、と言っていたことを聞くゴヌ。
慌てて探しに行くのですが、見つけ出すことはできません。
再び酔っぱらったゴヌはシオンの家の前に来ています。
防犯用モニターでその姿を見たシオン、彼をソファーに寝かしてやります。
夜中、ゴヌの携帯に電話が入るのですが、気づかずに眠り続けているゴヌ。
ところで、2007年の事件ですが、チェチーム長はヒョンジュンが防弾チョッキを着ているものと思って撃ったのね。
その後どこかに事故が起こった、と電話し、自分は降りる、と言っていたチェチーム長でしたが、そうもいかなかったようです。
そして、その場に現れ叫ぶシオンを殴って気を失わせたのもチーム長でした。
そのあとで、自分の足に向けて発砲したのね。
翌朝、シオンが起きてみると、ゴヌはもういません。
職場に行くとゴヌを朝ごはんを食べに誘うシオン。
チェチーム長には何か事情があると思う、と言い、自分たちが先にチーム長を見つけよう、と提案するシオンです。
そんなシオンの携帯に、見知らぬ番号からの電話が入り、出るのですが、すぐに切れてしまいます。
チーム長からだ、と思う二人、ゴヌも自分の携帯を調べると、同じ番号からの電話が入っています。
公衆電話だと確認すると、その位置を調べてくれるように頼むゴヌ。
公衆電話の位置が分かると、そちらへ向かうゴヌとシオン。
チェチーム長が潜んでいた廃工場のすぐ前にある公衆電話で、二人は建物の中に入り、チーム長がそこにいたことを確認する二人。
チェチーム長の方はすでに密航しようとそこを発っているのですが、そんなことを知らず、すぐに戻って来るんじゃないかと思っている二人。
ところが、彼らの動きはチーム長を世話していたヤクザに目撃されており、ヤクザたちに取り囲まれてしまう二人です。
そこに、去ったはずのチェチーム長が戻って来ます。
ヤクザから話を聞いて戻って来たのね。
ピストルを手に二人を庇い、シオンを外に連れ出すように言うチーム長。
チーム長を心配しながらも従うゴヌでしたが、部屋の外にシオンを連れ出すと、再びヤクザたちのところに飛び込むゴヌ。
チーム長は後ろから近付いた男に刺されてしまいます。
シオンもゴヌに続いて再び部屋に入ったのですが、チェチーム長の手から落ちた拳銃を拾うとそれを天井に向けて発砲。
ヤクザたちを壁際に追い込んでいます。
刺されたチェチーム長の腹からはどくどくと流れ出す血が…。
12話
やがてパトカーのサイレン音が近づいてくるのですが、意識を失うチェチーム長。
ヤクザたちは逃げ、チェチーム長は救急車で運ばれて行きます。
救急車の中で一時的に意識を取り戻したチーム長は、ポケットから財布を取り出すのですが、そこでまた、意識を失ってしまいます。
チェチーム長はそのまま亡くなり、葬儀場で遺体に付き添うゴヌ。
やって来たシオンが励まそうとして手を握るのですが、ゴヌは振り払います。
シオンはチーム長が手渡そうとした財布をゴヌに渡し、帰って行きます。
そして、埋葬されるチーム長。
墓の前に立ちつくすゴヌの頭にはチーム長との思い出の数々が浮かんでは消えて行きます。
そこにシオンがやって来て、またゴヌの手を取るのですが、今度はそのままにしているゴヌです。
ヒョンジュンの名誉は回復され、ヒョンジュンの姉やムン局長から、ここで事件から手を引くように言われるのですが、まだ終わっていないと思うシオン。
チェチーム長の携帯の通話記録を取り寄せ、その番号をあたる中、一軒の質屋の番号に行き当たります。
ヒョンジュンの霊もやはり、すっきりしない気持ちのようです。
自分が望んだのはチェチーム長が罪を償い赦しを乞い、やり直すことだったと思うヒョンジュンです。
そして、ヒビンには、シオンが安全になるまで逝けない、と言っています。
一方、ゴヌの方は1週間も家に閉じこもったまま、電話にも出ません。
心配してシオンが訪ねて来ても、ドアも開けないゴヌ。
でも、チーム長を偲び、彼の残した財布を見ていて、そこに質屋の預かり証が入っているのに目を留めるゴヌです。
ゴヌはようやく動き出す気になったようで、シオンの家までやって来ます。
シオンはゴヌに、事件はまだ終わっていない、と言い、見せるものがある、とゴヌを家へと招き入れます。
シオンから見せられたチェチーム長の通話記録を見ていたゴヌは、その一つの番号にシオンが質屋、と書き込んでいるのに目を留めます。
ゴヌはチーム長の財布の中に質屋の預かり証があったことを話し、そこから捜査を始めることにする二人です。
しかし、質屋に行ってみると、預かっていた物は別の男が持って行った後。
品物は壊れた携帯で、男がさっき出て行ったばかり、と聞き、さっきすれ違った男だと気づいたゴヌはすぐさま後を追います。
シオンも後を追おうとするのですが、質屋の主人に呼び止められ、いっしょに渡すように頼まれていた、とどこかの鍵を渡されるシオンです。
ゴヌは男を逃しかけるのですが、エレベーターに乗った男を下で待ち構えていたシオン。
男は携帯を落として逃げ出します。
携帯を手に入れた二人ですが、またもやこの前のヤクザたちが現れ囲まれます。
携帯を投げ捨て、その隙にシオンと逃げ出すゴヌです。
でも、ゴヌは携帯のメモリーを抜き取っていたのね。
ゴヌの知り合いのハッカーのところに持ち込み、データを復元してもらう二人です。
データを友人に任せ、一旦帰る二人、ゴヌはシオンを送って行きます。
歩きながら、シオンが車を運転しないことが話題になり、両親が交通事故に遭ったためにトラウマがあることを話すシオン。
シオンに、自分がずっと運転手をする、と言うゴヌ。
昔、ヒョンジュンにも同じようなことを言われたことのあるシオン、そんなこと自信満々で言うんじゃない、と言うのですが、約束は必ず守る男だ、と言うゴヌです。
翌日、ゴヌは仕事にも復帰します。
そして、データの復元を依頼したハッカーのところに向かう二人。
二人は携帯の通話記録の中にイルドゥと言う男の名があることを見つけ、彼についても調べてもらうと、彼がヤクザのボス格で、彼も元警察だという事が分かります。
他にも警察関係者がいないか調べてくれるようにと頼むゴヌ。
一方、そのイルドゥは誰かに携帯を手渡しているのですが、携帯からデータが抜き取られているのを見つけた謎の男はイルドゥを激しく叱責しています。
そして、ヒョンジュンの霊はふたたびヒビンのところに来ています。
ヒョンジュンはヒビンに、シオンが危険だ、とある頼みごとをしているのですが、ダメだ、と断ろうとするヒビン。
その頼みを聞けば、ヒョンジュンは魂まで消えてしまうようです。
でも、シオンさえ守れば、それでいい、と言うヒョンジュンの霊。
イルドゥの方は手下を連れてシオンの家へと来ています。
ゴヌは、ハッカーから、警察関係者が分かりそうだ、と聞き、シオンに連絡を入れるのですが、電話に出たのはイルドゥです。
シオンはどこだ?と訊くゴヌに、自分たちが拉致したことを話すイルドゥ。
ハッカーは分かった、と言い、データをゴヌに見せます。
出てきた名前はムン局長です。
そして、イルドゥにシオンもゴヌも殺せ、と命じているムン局長…。
Entry ⇒ 2013.09.18 | Category ⇒ 君を守る恋~Who Are Yo~ | Comments (0) | Trackbacks (0)
「君を守る恋~Who Are You~」13話~16話(最終回)あらすじ
こちらにはあらすじと、ネタバレの感想を書いています。
ネタバレなしの感想とデータはなんじゃもんじゃに書いています。そちらもお読みいただけると嬉しいです。
また、このドラマのアンケートも設けています。
ご覧になった方に参加いただければ幸いです。
→「Who Are You?」は面白かった?
ネタバレなしの感想とデータはなんじゃもんじゃに書いています。そちらもお読みいただけると嬉しいです。
また、このドラマのアンケートも設けています。
ご覧になった方に参加いただければ幸いです。
→「Who Are You?」は面白かった?
13話
シオンを拉致したイルドゥは携帯電話のデータカードとの交換を要求します。
言われるままに指定の場所へとやって来るゴヌ。
データを受け取ると、シオンとゴヌを殺そうとするイルドゥなのですが、その時倉庫の明かりが消えます。
ヒョンジュンが助けたのね。ヒョンジュンの助けによって建物の外へと出る二人です。
表でまた、乱闘になり、その時にゴヌを庇い頭を殴られるシオン。
何とか車に乗り込み逃げ出すゴヌとシオンですが、追っ手の車はヒョンジュンが動けないようにしていて発進できません。
何とか逃げおおせた二人ですが、車の中で意識を失うシオン。
命に別状はないようで、病室で眠るシオンを見守るゴヌ。そしてその二人を見つめているヒョンジュンです。
ヒョンジュンは自分が死ぬことになった事件の後、入院していたシオンのことを思い出しています。
チェチーム長がシオンの呼吸器を外しに来たことがあったのね。
それを物を動かすことによって思いとどまらせたヒョンジュンでした。
自分に残された時間はいくらもない、とヒビンの元を訪ねたヒョンジュンに、魂すら残らなくなってしまうことを心配するヒビン。
でも、自分が恐ろしいのは自分のいない世界にシオンを一人残していくことなんだと言うヒョンジュンです。
それを聞き、病院のシオンのところに行き、シオンがヒョンジュンを離さないとヒョンジュンが安らかに眠れない、と言うヒビンです。
一方、シオンの入院を聞いた遺失物センターのソンチャンともう一人の警察官も見舞いにやって来ます。
遺失物の袋を持っているソンチャンなのですが、そこから木彫りのペンダントが一つ、落ちそうになっています。
それを手に、注意するシオンなのですが、ペンダントを手にしたとたんにまた、頭痛がします。
そして現れる、若い女性の幽霊。
この病院の制服を着ている看護師の幽霊ですが、すぐに消えてしまいます。
一方、ムン局長はまもなく決まる次期総長の最有力候補者なのね。
シオンとゴヌを殺し損ねたイルドゥに、二人は自分が何とかするから、イルドゥは身を隠しているようにと命じています。
そして、シオンは退院。
その車中で、事件の背後にいる人物がシオンの恩師のムン局長だという事が分かった、と打ち明けます。
ムン局長を尊敬していたシオンはショックを受けています。
そんな彼女の元にムン局長からの呼び出しがあり、シオンはそちらに向かいます。
事件から手を引け、と言うムン局長に、それは脅迫か?と訊くシオン。
ムン局長は、脅迫ではない、命令だ、と言い、証拠がないときは頭を下げることも知らなければいけない、などといっています。
弟子としての礼儀はここまでにする、と宣戦布告するシオンに、自分も教え子を自分の手で殺したくはないが…と答えるムン局長です。
話を聞いたゴヌは、自分たちで証拠を探そう、と言い出します。
それを聞き、携帯と一緒に受け取った鍵を見せるシオン。
貸金庫の鍵のようですが、警察の人間は信用できない、と悩むシオン。
その時、ある人のことが思い浮かぶゴヌ。
信じられる人がいる、と一旦は辞表を出したものの、結局検察に残った検事のウンジュンのところにシオンを連れて行きます。
婚約者の無念の死をシオンが明らかにした人ですね。
ウンジュンに鍵を渡し、助けてくれるようにと頼む二人です。
その後、ゴヌはシオンを家まで送って行くのですが、自分も荷物を持ってシオンの家にいる、と言っています。
シオンを一人にするのが心配なのね。
なんだかんだと言いながら上り込み、ソファーを独占して、ずうずうしくご飯を要求するゴヌです。
そして翌日、ウンジュンからの連絡が入ります。
チェチーム長での記録はなく、ゴヌの名の記録があることを教えられ、金庫の中のボイスレコーダーを見つけます。
それを聞いてみると、6年前の事件についてのチェチーム長とムン局長の会話が入っています。
ムン局長がシオンを殺せ、と言っているのをチェチーム長が止めている内容なのですが、ウンジュンが言うには、これだけでは証拠として採用されるのは難しい、と言う話です。
でも、シオンはムン局長はチェチーム長が何かを隠している、と疑いを抱いている様子なのを思い出し、まだ事件についてわかっていないことがあると確信しています。
相手側に気付かれないよう、注意して動こう、と話し合う3人です。
次の日、病院に行ったシオンはとある女性とぶつかります。
彼女が落としたペンダントを拾い、はっとするシオン。
この前遺失物センターにやってきたペンダントと同じ形のものです。
その女性にペンダントを渡すシオンでしたが、近くでそれを見ている看護師の霊。
霊はすぐ消え、シオンはペンダントを落とした女性の後を付いて行きます。
女性が向かったのは重度の患者を収容する病棟で、その一室に幽霊となって現れた看護師が横たわっているのを見つけるシオン。
一方、ヒョンジュンの書類を調べていた検事のウンジュンはゴヌを呼んでいます。
ゴヌに、ヒョンジュンの警察の健康検査の記録と死亡診断書に書かれた記録を照らし合わせたが体重が違う、と言うウンジュンです。
そして、この死体はヒョンジュンのものじゃない、と言うウンジュン。
シオンの方は、病室に横たわっている看護師を見て、死んだんじゃなかったの!?と言っています。
14話
ペンダントを持つ女性に付いて行った先で見た、瀕死の看護師は女性の娘で、事故に遭って以来、6カ月間意識不明の状態だということを訊くシオン。
まさか、生きている人の霊だとは思っていなかったシオンはすぐさまヒビンに会いに行きます。
霊の体が生きていることもあるのか、と訊くシオンに一瞬驚いた顔をしながら、それは生きているとお言っても抜け殻だと説明するヒビン。
そしてヒビンは、この前言った、ヒョンジュンを送ってやれ、という言葉を考えてみたか?と聞きます。
どうすればヒョンジュンを安らかに行かせてやれるんだろう、と悩むシオンです。
家に戻っても、ヒョンジュンの渡し損ねた指輪を手に涙ぐむシオン。
そこにゴヌが帰って来たのですが、シオンの姿を見て、そのまままた外に出て行きます。
ビールを何本か飲み、家に戻って来たゴヌはいつまで死んだ人だけ見ているんだ、とシオンに問いかけます。
傍にいるオレが見えない?いつまでオレの気持ちに気付かないふりをするんだ?と言うゴヌ。
でも、ゴヌはウンジュンから、6年前に見つかった死体がヒョンジュンのものじゃない、と聞かされているのね。
もしかしたらヒョンジュンが生きているかもしれない、という不安からなのか、ゴヌは、今しか言えない気がする、とシオンを抱きしめながら、シオンのことが好きだと告白します。
翌朝、ぎこちなく職場に向かうっ車の中でカーステレオから流れてくる曲…。
その歌詞が昨日ゴヌの言った言葉とそっくりなのに気づき、ちょっと緊張の解れる二人です。
シオンは密輸事件が解決するまで答えも保留だ、と言っています。
遺失物センターの方には、シオンとゴヌが到着する直前にもう一つのペンダントを取りに一人の女性がやって来ています。
ソンチャンたちからその話を聞いたシオンは引き取りに来た女性の連絡先を調べ、会いに行きます。
そのペンダントは産みの母からもらったものだと聞くシオン。
でも、その女性は、看護師の名前や病院を訊いても心当たりがないと答えています。
シオンは再び病院へと行き、看護師の母親に話を聞きます。
看護師は養子で、そのペンダントは生母にもらったものだと話す看護師のいまの母親。
そして、彼女にはお姉さんがおり、看護師も養子に来た時に名前を変えたと聞くシオンです。
もういちど、遺失物センターに来た女性尋ね、看護師母から聞いた話をするシオン。
その看護師が妹だ、と気付いた彼女はシオンと共にすぐさま病院にやって来て、妹との面会を果たします。
彼女が来るのを待っていたかのように、そののち静かに心臓の動きを止める看護師です…。
ゴヌの方は検事のウンジュンに調べてもらったチェチーム長からのお金の流れの中で、教会へ定期的に支援金が払われていることに注目します。
そして、その金が教会からまた、別の養護施設に流れていることを掴んだゴヌはそちらへと出向いています。
チェチーム長の名を言うと、何も聞かないのに通される部屋…。
一方、ムン局長は検察の上層部に圧力をかけ、ウンジュンの捜査を中断させるように言っています。
命令を受けたウンジュンは、今まで調べた資料をシオンに手渡し、これ以上は手伝えないと伝えます。
一方、ムン局長から隠れているように言われたイルトゥですが、シオンたちが自分たちの周辺を嗅ぎまわっているのを知り、こちらを始末してから、とシオンを待ち伏せしています。
一人でいたシオンに襲い掛かるイルトゥでしたが、途中でやって来て、シオンを庇うように刺されるゴヌです。
パニック状態で、そばにいたヒョンジュンの霊にも助けを求めるシオン。
ゴヌは救急車で運ばれ手術を受けますが、今夜が峠、との医師の言葉。
ゴヌの傍に付き添うシオンですが、そこで目を覚ますゴヌ。
ゴヌは、力を振り絞るようにして、刑事のヒョンジュンに会った、と言い、チェチーム長の支援の話を口にすると、再び意識を失うゴヌ。
ゴヌの傷口からは血がにじみ出て、つけられた機器からはゴヌの体の異常を知らせる報知音が…。
15話
ゴヌは心臓ショックを起こしますが、すぐにやって来た医師たちにより、危機は脱します。
シオンはゴヌを心配しつつも出勤。
そこにやってきたヒビンはヒョンジュンから託されたメモをシオンに渡します。
イルトゥが中国の青島に密航しようとしている船の情報です。
シオンは、ゴヌが一時意識を取り戻した時に言った、ヒョンジュンと会った、という言葉が気になり、ヒビンに訊いてみます。
生死の境をさまようような事故に遭えば、そういうこともある、と答えるヒビン。
シオンはゴヌが刺されるときにヒョンジュンの霊を見たのだと解釈します。
ムン局長は捜査員たちを偽情報で動かし、その間にイルトゥを呼び出しています。
そして、その帰りにイルトゥを襲わせるムン局長。
それを見ていた通行人が騒ぎ出したため、とどめを刺さずに、イルトゥの持っていた密航船のメモだけ奪い、逃げ出す実行犯です。
一方のシオンはヒョンジュンからの情報をヒビン経由で受け取り、イルトゥの潜伏先を刑事とともに見張り、現れたイルトゥを逮捕です。
シオンはイルトゥに、まさか、暴行にあったのが運悪く、なんて考えてないでしょう?とムン局長の仕業であることをほのめかします。
そして、すぐさま、ムン局長と手を組んでいた議員の逮捕、そして、ムン局長も緊急逮捕するシオンです。
シオンの取り調べに、証拠はあるのか?とまだまだ諦めていないムン局長ですが、そこに連れてこられるイルトゥ。
それでも、これで終わったとは思うな、と警告するムン局長。
シオンの方も、まだまだこれから明らかにすべきことがある、と抗しています。
ゴヌもようやく意識を取り戻します。
すでに、ムン局長の逮捕のことは聞いていたゴヌ、シオンの姿を見つけると、おめでとう、と言います。
ゴヌはヒョンジュンのことを話そうと思うのですが、その前に話し始めるシオン。
この前、私のそばにいてもいい?と言ったでしょう?と言うシオンに頷くゴヌ。
じゃあ、私のそばにいて!何もしないでただ、そばにいて、とシオンは言います。
あなたまで失ったらダメなんだ、早く直して私のそばにいて、と言い、それがこの前の答えだ、と言うシオンです。
シオンの手を握るゴヌ、もう一方の手を添え、それに応えるシオン…。
家に戻るとヒョンジュンとの思い出の品々を再び取り出して思い出すシオン。
家の設計図に将来の夢を語った日のことを思い出します。
そして、今日、ゴヌのところに行った、と、そこにはいないヒョンジュンに話しかけるシオン。
大丈夫でしょう?と言うシオンです、
一方のゴヌはヒョンジュンのことを打ち明けなくちゃ、と思い携帯を手に取りながらも、話すことができずにいます。
翌朝、豪華なお弁当を持って病室を訪れるシオンに感激するゴヌ。
シオンに甘えていたゴヌでしたが、シオンが帰ろうとすると、ついにヒョンジュンが生きていることを打ち明けます。
すぐに、ヒョンジュンのいる施設へと向かうシオン。
その頃ヒョンジュンの霊はヒビンのところにいます。
これで終わったのね、と言うヒビンに、ヒョンジュンはありがとうの言葉を伝えます。
別れの挨拶はしたの?と訊くヒビンに、まだ、と答えるヒョンジュン。
シオンの方はヒョンジュンの体がある施設に到着しました。
ヒビンの前のヒョンジュンの霊が少しずつ消えて行きます。
そして、シオンが病室のドアを開けると消え去るヒョンジュンです。
ヒョンジュンの姿を見て、涙を流すシオン。
どうなっているの? どういう事? 目を開けて!と言って泣き崩れるシオンです。
医師に説明を聞くシオン。
私も6年間意識不明の所から目を覚ました、と言うシオンですが、シオンの場合は例外的に状態がよく、ヒョンジュンの方は逆に悪いのだ、と言う医師。
無意識の状態でも患者は苦しんでいるのだと言う医師です。
帰ろうとするシオンは看護師から、ヒョンジュンのものだ、と言ってチェチーム長から預かっていた荷物を渡されます。
事件の時に着ていた服。シオンが買ったシャツもあります。
そして、チェチーム長からの手紙…。
チェチーム長はムン局長の計画から抜けようと思ったのに、抜けさせてもらえなかったのね。
息子の治療費を出すと言われ、逆らえ切れなかったようです。
そして、ヒョンジュンに弾が当たってしまい狼狽えてムン局長に電話をかけたチェチーム長は、ヒョンジュンを悪徳刑事にして処理しろ、との指示を受けます。
でも、ヒョンジュンがまだ生きていることに気付いたチェチーム長は、ムン局長が彼が生きていることを知れば殺される、と考え、死体を入れ替え、施設に匿ったのね。
いっそ自分が撃たれていれば、と後悔し、自分を赦すな、すまなかった、と手紙を結んでいるチェチーム長です。
シオンは翌日もヒョンジュンの病院に花を持って訪れます。
私が眠っていた間、ずっとそばにいてくれていたことを知っている、と語りかけるシオン。
来るのが遅くなってごめんね、と言うシオンの背に、シオン!と呼びかけるヒョンジュンの霊。
ヒョンジュンの声は今日はシオンにも聞こえます。
お前が以前のように明るく笑うのが見たかった、と言うヒョンジュンに、でもヒョンジュンがいないじゃないの、と言うシオン。
自分ほどシオンのことを大事にする人なんていないと思っていたけれど、もう逝ける、と話すヒョンジュンです。
自分は6年前に死んだんだ、とシオンに言い聞かせるように言うヒョンジュンですが、どうしてそんなことを言うの?と受け入れられないシオン。
横たわっている身体は自分じゃない、空っぽの体なんだ、とヒョンジュンは言います。
泣くな、俺は大丈夫だ、と言い、シオンがこれ以上苦しまず、愛する人との子供も産んで幸せに暮らせ、とヒョンジュンの霊が最後の言葉を言うと、横たわっているヒョンジュンの体は危篤状態に陥ります。
ダメだ、とヒョンジュンの体にしがみつくシオンですが、ヒョンジュンの霊は消えていきます。
そこにゴヌもやって来ます。
そして、とうとう停止するヒョンジュンの心臓。
ヒョンジュンの目からは一筋の涙が流れおちます。
16話(最終回)
ヒョンジュンの遺体に泣き縋るシオン。
ただ、見守るゴヌ…。
ヒョンジュンのお骨は納骨堂に収められ、彼が渡しそびれた指輪をヒョンジュンの元へと返すシオンです。
私は幸せに暮らすから、ヒョンジュンも安らかに、と声をかけ、納骨堂を後にするシオン。
入り口でシオンを待っていたゴヌはシオンの手を取るのですが、大丈夫、と言ってゴヌの手を離し、去って行くシオンです。
でも、ゴヌは以前と変わらず、出勤するシオンのお迎え。
シオンも、以前よりは距離を置いている感じですが、彼らの日常に帰って行きます。
そして、シオンはヒョンジュンの死後、霊を見る事はなくなっているようです。
休日。
シオンはゴヌの誘いを休みたい、と言って断っていたのですが、朝起きてみると、シオンの家の前に来ているゴヌ。
シオンをトレッキングに連れ出すゴヌです。
よくしゃべり、良く笑うシオンを喜びながらも、少し心配そうなゴヌ。
別れ際、去って行こうとするゴヌをシオンが呼び止めます。
シオンは何か言いたそうにしていましたが、結局、明日は制服で出勤だ、と言って別れる二人です。
翌日は事件解決を受け、シオンとゴヌは表彰され、二人とも昇進です。
ゴヌは強力班に復帰です。
強力班に戻ることに気乗りしない様子のゴヌに、同じ建物の中じゃない、と言って背中を押すシオン。
遺失物センターには新たに2人の新人が配属されます。
歓迎会をしよう!という話になるのですが、先ほどヒビンと約束をしたばかりのソンチャン、困った顔です。
シオンは歓迎会は食事会でなく文化的な会にしよう、と映画に皆を連れて行き、そこについてきているヒビン。
シオンは、ソンチャンとヒビンの姿を見ながらゴヌと過ごした日々を思い出しています。
ゴヌの方は強力班で若い女の子とパートナーを組んで仕事をするのですが、彼女はどうやらゴヌに気があるみたい。
女の子はチームの会食を提案するのですが、どうも、裏工作をしたらしく、ゴヌと二人っきりになっています。
そこに、やはり歓迎会の2次会で遺失物センターのメンバーがやって来ます。
ゴヌと女の子の姿を見て、表情の変るシオンを目にし、他に行こう、と皆を連れ出すソンチャン。
もちろん、そのままにして置くゴヌではありません。シオンの家の前で彼女を待つゴヌです。
不機嫌なシオンを後ろから抱きしめ、話を聞いて、と言うゴヌ。
毎日、シオンに早く会いたくって犯人を早く捕まえているんだ、と言うゴヌですが、さっきの女の子の話に持って行くシオンです。
ゴヌは笑顔で、嫉妬しているの?と聞きますが否定するシオン。自分にとって女はシオンだけ、と言ってキスするゴヌです。
一方、遺失物センターに夫の遺品の時計をホームページで見た、と言ってひとりの女性がやって来ました。
ところが、その時計は少し前に、別の人に渡してしまっていたのね。
どうやら調べてみると、身分証が偽物だったようです。
その女性に謝り、一旦は帰ってもらうシオン。
でもそのままにしておけない、と調査を始めます。
ところで、その男は詐欺の常習犯でゴヌ達も追っています。
ゴヌとパートナーの女性刑事は詐欺犯の居所を突き止め、部屋に乗り込むのですが、窓から逃げ出す詐欺犯。
ところが、窓から覗いてみると、その詐欺犯を取り押さえているのはシオンです。
抜群のチームワークでゴヌと詐欺犯を逮捕するシオンに、どなたですか?と訊く女刑事。
ゴヌはシオンの肩に手をまわし、付き合っているんだ、と説明し、シオンも否定しません。
そして、遺失物センターへと戻って来るゴヌ。
6カ月だけ、と頼み込んで移動させてもらったようです。
シオンは保管庫の鏡に、また、幽霊が現れる前兆を感じているようです。
そこにゴヌもやって来て、二人同時に異常を感じ、振り向いています。
刺された後、悪夢を見るようになった、と言うゴヌにいっしょにヒビンのところに行こう、と言うシオンですが、行かない、と言うゴヌ。
二人が出て行き、無人になったはずの倉庫ですが、確かに、何らかの動く物体が…。
(ラストの感想)
何とも退屈な最終話でした…。
ヒョンジュンが生きていると分かり、そして亡くなったとなると、シオンがゴヌのところに再び行くには時間がかかるのは当然なんですよね。
結局、最終話はそのことに終始し、そのことしか描かれて無いといってもいい感じで、盛り上がりがないんです!
ヒョンジュンが生きているってことがもう少し前に分かり、事件らしい事件をもう一つ登場させるとかすれば、もう少し緊張感の保てるラストになったんじゃないか、などと思います。
あるいは、シーズン2が作られることを前提に、大きな謎を提示して終わるとか、ね。
それに、ムン局長の逮捕の後、もう1回ぐらい悪あがきがあるかと思っていたんですが、それもなくて、肩透かしって感じがしてしまったのも、残念。
ともあれ、守ってくれる素敵な二人の男性に囲まれ、幸せな2か月でした。
シオンを拉致したイルドゥは携帯電話のデータカードとの交換を要求します。
言われるままに指定の場所へとやって来るゴヌ。
データを受け取ると、シオンとゴヌを殺そうとするイルドゥなのですが、その時倉庫の明かりが消えます。
ヒョンジュンが助けたのね。ヒョンジュンの助けによって建物の外へと出る二人です。
表でまた、乱闘になり、その時にゴヌを庇い頭を殴られるシオン。
何とか車に乗り込み逃げ出すゴヌとシオンですが、追っ手の車はヒョンジュンが動けないようにしていて発進できません。
何とか逃げおおせた二人ですが、車の中で意識を失うシオン。
命に別状はないようで、病室で眠るシオンを見守るゴヌ。そしてその二人を見つめているヒョンジュンです。
ヒョンジュンは自分が死ぬことになった事件の後、入院していたシオンのことを思い出しています。
チェチーム長がシオンの呼吸器を外しに来たことがあったのね。
それを物を動かすことによって思いとどまらせたヒョンジュンでした。
自分に残された時間はいくらもない、とヒビンの元を訪ねたヒョンジュンに、魂すら残らなくなってしまうことを心配するヒビン。
でも、自分が恐ろしいのは自分のいない世界にシオンを一人残していくことなんだと言うヒョンジュンです。
それを聞き、病院のシオンのところに行き、シオンがヒョンジュンを離さないとヒョンジュンが安らかに眠れない、と言うヒビンです。
一方、シオンの入院を聞いた遺失物センターのソンチャンともう一人の警察官も見舞いにやって来ます。
遺失物の袋を持っているソンチャンなのですが、そこから木彫りのペンダントが一つ、落ちそうになっています。
それを手に、注意するシオンなのですが、ペンダントを手にしたとたんにまた、頭痛がします。
そして現れる、若い女性の幽霊。
この病院の制服を着ている看護師の幽霊ですが、すぐに消えてしまいます。
一方、ムン局長はまもなく決まる次期総長の最有力候補者なのね。
シオンとゴヌを殺し損ねたイルドゥに、二人は自分が何とかするから、イルドゥは身を隠しているようにと命じています。
そして、シオンは退院。
その車中で、事件の背後にいる人物がシオンの恩師のムン局長だという事が分かった、と打ち明けます。
ムン局長を尊敬していたシオンはショックを受けています。
そんな彼女の元にムン局長からの呼び出しがあり、シオンはそちらに向かいます。
事件から手を引け、と言うムン局長に、それは脅迫か?と訊くシオン。
ムン局長は、脅迫ではない、命令だ、と言い、証拠がないときは頭を下げることも知らなければいけない、などといっています。
弟子としての礼儀はここまでにする、と宣戦布告するシオンに、自分も教え子を自分の手で殺したくはないが…と答えるムン局長です。
話を聞いたゴヌは、自分たちで証拠を探そう、と言い出します。
それを聞き、携帯と一緒に受け取った鍵を見せるシオン。
貸金庫の鍵のようですが、警察の人間は信用できない、と悩むシオン。
その時、ある人のことが思い浮かぶゴヌ。
信じられる人がいる、と一旦は辞表を出したものの、結局検察に残った検事のウンジュンのところにシオンを連れて行きます。
婚約者の無念の死をシオンが明らかにした人ですね。
ウンジュンに鍵を渡し、助けてくれるようにと頼む二人です。
その後、ゴヌはシオンを家まで送って行くのですが、自分も荷物を持ってシオンの家にいる、と言っています。
シオンを一人にするのが心配なのね。
なんだかんだと言いながら上り込み、ソファーを独占して、ずうずうしくご飯を要求するゴヌです。
そして翌日、ウンジュンからの連絡が入ります。
チェチーム長での記録はなく、ゴヌの名の記録があることを教えられ、金庫の中のボイスレコーダーを見つけます。
それを聞いてみると、6年前の事件についてのチェチーム長とムン局長の会話が入っています。
ムン局長がシオンを殺せ、と言っているのをチェチーム長が止めている内容なのですが、ウンジュンが言うには、これだけでは証拠として採用されるのは難しい、と言う話です。
でも、シオンはムン局長はチェチーム長が何かを隠している、と疑いを抱いている様子なのを思い出し、まだ事件についてわかっていないことがあると確信しています。
相手側に気付かれないよう、注意して動こう、と話し合う3人です。
次の日、病院に行ったシオンはとある女性とぶつかります。
彼女が落としたペンダントを拾い、はっとするシオン。
この前遺失物センターにやってきたペンダントと同じ形のものです。
その女性にペンダントを渡すシオンでしたが、近くでそれを見ている看護師の霊。
霊はすぐ消え、シオンはペンダントを落とした女性の後を付いて行きます。
女性が向かったのは重度の患者を収容する病棟で、その一室に幽霊となって現れた看護師が横たわっているのを見つけるシオン。
一方、ヒョンジュンの書類を調べていた検事のウンジュンはゴヌを呼んでいます。
ゴヌに、ヒョンジュンの警察の健康検査の記録と死亡診断書に書かれた記録を照らし合わせたが体重が違う、と言うウンジュンです。
そして、この死体はヒョンジュンのものじゃない、と言うウンジュン。
シオンの方は、病室に横たわっている看護師を見て、死んだんじゃなかったの!?と言っています。
14話
ペンダントを持つ女性に付いて行った先で見た、瀕死の看護師は女性の娘で、事故に遭って以来、6カ月間意識不明の状態だということを訊くシオン。
まさか、生きている人の霊だとは思っていなかったシオンはすぐさまヒビンに会いに行きます。
霊の体が生きていることもあるのか、と訊くシオンに一瞬驚いた顔をしながら、それは生きているとお言っても抜け殻だと説明するヒビン。
そしてヒビンは、この前言った、ヒョンジュンを送ってやれ、という言葉を考えてみたか?と聞きます。
どうすればヒョンジュンを安らかに行かせてやれるんだろう、と悩むシオンです。
家に戻っても、ヒョンジュンの渡し損ねた指輪を手に涙ぐむシオン。
そこにゴヌが帰って来たのですが、シオンの姿を見て、そのまままた外に出て行きます。
ビールを何本か飲み、家に戻って来たゴヌはいつまで死んだ人だけ見ているんだ、とシオンに問いかけます。
傍にいるオレが見えない?いつまでオレの気持ちに気付かないふりをするんだ?と言うゴヌ。
でも、ゴヌはウンジュンから、6年前に見つかった死体がヒョンジュンのものじゃない、と聞かされているのね。
もしかしたらヒョンジュンが生きているかもしれない、という不安からなのか、ゴヌは、今しか言えない気がする、とシオンを抱きしめながら、シオンのことが好きだと告白します。
翌朝、ぎこちなく職場に向かうっ車の中でカーステレオから流れてくる曲…。
その歌詞が昨日ゴヌの言った言葉とそっくりなのに気づき、ちょっと緊張の解れる二人です。
シオンは密輸事件が解決するまで答えも保留だ、と言っています。
遺失物センターの方には、シオンとゴヌが到着する直前にもう一つのペンダントを取りに一人の女性がやって来ています。
ソンチャンたちからその話を聞いたシオンは引き取りに来た女性の連絡先を調べ、会いに行きます。
そのペンダントは産みの母からもらったものだと聞くシオン。
でも、その女性は、看護師の名前や病院を訊いても心当たりがないと答えています。
シオンは再び病院へと行き、看護師の母親に話を聞きます。
看護師は養子で、そのペンダントは生母にもらったものだと話す看護師のいまの母親。
そして、彼女にはお姉さんがおり、看護師も養子に来た時に名前を変えたと聞くシオンです。
もういちど、遺失物センターに来た女性尋ね、看護師母から聞いた話をするシオン。
その看護師が妹だ、と気付いた彼女はシオンと共にすぐさま病院にやって来て、妹との面会を果たします。
彼女が来るのを待っていたかのように、そののち静かに心臓の動きを止める看護師です…。
ゴヌの方は検事のウンジュンに調べてもらったチェチーム長からのお金の流れの中で、教会へ定期的に支援金が払われていることに注目します。
そして、その金が教会からまた、別の養護施設に流れていることを掴んだゴヌはそちらへと出向いています。
チェチーム長の名を言うと、何も聞かないのに通される部屋…。
一方、ムン局長は検察の上層部に圧力をかけ、ウンジュンの捜査を中断させるように言っています。
命令を受けたウンジュンは、今まで調べた資料をシオンに手渡し、これ以上は手伝えないと伝えます。
一方、ムン局長から隠れているように言われたイルトゥですが、シオンたちが自分たちの周辺を嗅ぎまわっているのを知り、こちらを始末してから、とシオンを待ち伏せしています。
一人でいたシオンに襲い掛かるイルトゥでしたが、途中でやって来て、シオンを庇うように刺されるゴヌです。
パニック状態で、そばにいたヒョンジュンの霊にも助けを求めるシオン。
ゴヌは救急車で運ばれ手術を受けますが、今夜が峠、との医師の言葉。
ゴヌの傍に付き添うシオンですが、そこで目を覚ますゴヌ。
ゴヌは、力を振り絞るようにして、刑事のヒョンジュンに会った、と言い、チェチーム長の支援の話を口にすると、再び意識を失うゴヌ。
ゴヌの傷口からは血がにじみ出て、つけられた機器からはゴヌの体の異常を知らせる報知音が…。
15話
ゴヌは心臓ショックを起こしますが、すぐにやって来た医師たちにより、危機は脱します。
シオンはゴヌを心配しつつも出勤。
そこにやってきたヒビンはヒョンジュンから託されたメモをシオンに渡します。
イルトゥが中国の青島に密航しようとしている船の情報です。
シオンは、ゴヌが一時意識を取り戻した時に言った、ヒョンジュンと会った、という言葉が気になり、ヒビンに訊いてみます。
生死の境をさまようような事故に遭えば、そういうこともある、と答えるヒビン。
シオンはゴヌが刺されるときにヒョンジュンの霊を見たのだと解釈します。
ムン局長は捜査員たちを偽情報で動かし、その間にイルトゥを呼び出しています。
そして、その帰りにイルトゥを襲わせるムン局長。
それを見ていた通行人が騒ぎ出したため、とどめを刺さずに、イルトゥの持っていた密航船のメモだけ奪い、逃げ出す実行犯です。
一方のシオンはヒョンジュンからの情報をヒビン経由で受け取り、イルトゥの潜伏先を刑事とともに見張り、現れたイルトゥを逮捕です。
シオンはイルトゥに、まさか、暴行にあったのが運悪く、なんて考えてないでしょう?とムン局長の仕業であることをほのめかします。
そして、すぐさま、ムン局長と手を組んでいた議員の逮捕、そして、ムン局長も緊急逮捕するシオンです。
シオンの取り調べに、証拠はあるのか?とまだまだ諦めていないムン局長ですが、そこに連れてこられるイルトゥ。
それでも、これで終わったとは思うな、と警告するムン局長。
シオンの方も、まだまだこれから明らかにすべきことがある、と抗しています。
ゴヌもようやく意識を取り戻します。
すでに、ムン局長の逮捕のことは聞いていたゴヌ、シオンの姿を見つけると、おめでとう、と言います。
ゴヌはヒョンジュンのことを話そうと思うのですが、その前に話し始めるシオン。
この前、私のそばにいてもいい?と言ったでしょう?と言うシオンに頷くゴヌ。
じゃあ、私のそばにいて!何もしないでただ、そばにいて、とシオンは言います。
あなたまで失ったらダメなんだ、早く直して私のそばにいて、と言い、それがこの前の答えだ、と言うシオンです。
シオンの手を握るゴヌ、もう一方の手を添え、それに応えるシオン…。
家に戻るとヒョンジュンとの思い出の品々を再び取り出して思い出すシオン。
家の設計図に将来の夢を語った日のことを思い出します。
そして、今日、ゴヌのところに行った、と、そこにはいないヒョンジュンに話しかけるシオン。
大丈夫でしょう?と言うシオンです、
一方のゴヌはヒョンジュンのことを打ち明けなくちゃ、と思い携帯を手に取りながらも、話すことができずにいます。
翌朝、豪華なお弁当を持って病室を訪れるシオンに感激するゴヌ。
シオンに甘えていたゴヌでしたが、シオンが帰ろうとすると、ついにヒョンジュンが生きていることを打ち明けます。
すぐに、ヒョンジュンのいる施設へと向かうシオン。
その頃ヒョンジュンの霊はヒビンのところにいます。
これで終わったのね、と言うヒビンに、ヒョンジュンはありがとうの言葉を伝えます。
別れの挨拶はしたの?と訊くヒビンに、まだ、と答えるヒョンジュン。
シオンの方はヒョンジュンの体がある施設に到着しました。
ヒビンの前のヒョンジュンの霊が少しずつ消えて行きます。
そして、シオンが病室のドアを開けると消え去るヒョンジュンです。
ヒョンジュンの姿を見て、涙を流すシオン。
どうなっているの? どういう事? 目を開けて!と言って泣き崩れるシオンです。
医師に説明を聞くシオン。
私も6年間意識不明の所から目を覚ました、と言うシオンですが、シオンの場合は例外的に状態がよく、ヒョンジュンの方は逆に悪いのだ、と言う医師。
無意識の状態でも患者は苦しんでいるのだと言う医師です。
帰ろうとするシオンは看護師から、ヒョンジュンのものだ、と言ってチェチーム長から預かっていた荷物を渡されます。
事件の時に着ていた服。シオンが買ったシャツもあります。
そして、チェチーム長からの手紙…。
チェチーム長はムン局長の計画から抜けようと思ったのに、抜けさせてもらえなかったのね。
息子の治療費を出すと言われ、逆らえ切れなかったようです。
そして、ヒョンジュンに弾が当たってしまい狼狽えてムン局長に電話をかけたチェチーム長は、ヒョンジュンを悪徳刑事にして処理しろ、との指示を受けます。
でも、ヒョンジュンがまだ生きていることに気付いたチェチーム長は、ムン局長が彼が生きていることを知れば殺される、と考え、死体を入れ替え、施設に匿ったのね。
いっそ自分が撃たれていれば、と後悔し、自分を赦すな、すまなかった、と手紙を結んでいるチェチーム長です。
シオンは翌日もヒョンジュンの病院に花を持って訪れます。
私が眠っていた間、ずっとそばにいてくれていたことを知っている、と語りかけるシオン。
来るのが遅くなってごめんね、と言うシオンの背に、シオン!と呼びかけるヒョンジュンの霊。
ヒョンジュンの声は今日はシオンにも聞こえます。
お前が以前のように明るく笑うのが見たかった、と言うヒョンジュンに、でもヒョンジュンがいないじゃないの、と言うシオン。
自分ほどシオンのことを大事にする人なんていないと思っていたけれど、もう逝ける、と話すヒョンジュンです。
自分は6年前に死んだんだ、とシオンに言い聞かせるように言うヒョンジュンですが、どうしてそんなことを言うの?と受け入れられないシオン。
横たわっている身体は自分じゃない、空っぽの体なんだ、とヒョンジュンは言います。
泣くな、俺は大丈夫だ、と言い、シオンがこれ以上苦しまず、愛する人との子供も産んで幸せに暮らせ、とヒョンジュンの霊が最後の言葉を言うと、横たわっているヒョンジュンの体は危篤状態に陥ります。
ダメだ、とヒョンジュンの体にしがみつくシオンですが、ヒョンジュンの霊は消えていきます。
そこにゴヌもやって来ます。
そして、とうとう停止するヒョンジュンの心臓。
ヒョンジュンの目からは一筋の涙が流れおちます。
16話(最終回)
ヒョンジュンの遺体に泣き縋るシオン。
ただ、見守るゴヌ…。
ヒョンジュンのお骨は納骨堂に収められ、彼が渡しそびれた指輪をヒョンジュンの元へと返すシオンです。
私は幸せに暮らすから、ヒョンジュンも安らかに、と声をかけ、納骨堂を後にするシオン。
入り口でシオンを待っていたゴヌはシオンの手を取るのですが、大丈夫、と言ってゴヌの手を離し、去って行くシオンです。
でも、ゴヌは以前と変わらず、出勤するシオンのお迎え。
シオンも、以前よりは距離を置いている感じですが、彼らの日常に帰って行きます。
そして、シオンはヒョンジュンの死後、霊を見る事はなくなっているようです。
休日。
シオンはゴヌの誘いを休みたい、と言って断っていたのですが、朝起きてみると、シオンの家の前に来ているゴヌ。
シオンをトレッキングに連れ出すゴヌです。
よくしゃべり、良く笑うシオンを喜びながらも、少し心配そうなゴヌ。
別れ際、去って行こうとするゴヌをシオンが呼び止めます。
シオンは何か言いたそうにしていましたが、結局、明日は制服で出勤だ、と言って別れる二人です。
翌日は事件解決を受け、シオンとゴヌは表彰され、二人とも昇進です。
ゴヌは強力班に復帰です。
強力班に戻ることに気乗りしない様子のゴヌに、同じ建物の中じゃない、と言って背中を押すシオン。
遺失物センターには新たに2人の新人が配属されます。
歓迎会をしよう!という話になるのですが、先ほどヒビンと約束をしたばかりのソンチャン、困った顔です。
シオンは歓迎会は食事会でなく文化的な会にしよう、と映画に皆を連れて行き、そこについてきているヒビン。
シオンは、ソンチャンとヒビンの姿を見ながらゴヌと過ごした日々を思い出しています。
ゴヌの方は強力班で若い女の子とパートナーを組んで仕事をするのですが、彼女はどうやらゴヌに気があるみたい。
女の子はチームの会食を提案するのですが、どうも、裏工作をしたらしく、ゴヌと二人っきりになっています。
そこに、やはり歓迎会の2次会で遺失物センターのメンバーがやって来ます。
ゴヌと女の子の姿を見て、表情の変るシオンを目にし、他に行こう、と皆を連れ出すソンチャン。
もちろん、そのままにして置くゴヌではありません。シオンの家の前で彼女を待つゴヌです。
不機嫌なシオンを後ろから抱きしめ、話を聞いて、と言うゴヌ。
毎日、シオンに早く会いたくって犯人を早く捕まえているんだ、と言うゴヌですが、さっきの女の子の話に持って行くシオンです。
ゴヌは笑顔で、嫉妬しているの?と聞きますが否定するシオン。自分にとって女はシオンだけ、と言ってキスするゴヌです。
一方、遺失物センターに夫の遺品の時計をホームページで見た、と言ってひとりの女性がやって来ました。
ところが、その時計は少し前に、別の人に渡してしまっていたのね。
どうやら調べてみると、身分証が偽物だったようです。
その女性に謝り、一旦は帰ってもらうシオン。
でもそのままにしておけない、と調査を始めます。
ところで、その男は詐欺の常習犯でゴヌ達も追っています。
ゴヌとパートナーの女性刑事は詐欺犯の居所を突き止め、部屋に乗り込むのですが、窓から逃げ出す詐欺犯。
ところが、窓から覗いてみると、その詐欺犯を取り押さえているのはシオンです。
抜群のチームワークでゴヌと詐欺犯を逮捕するシオンに、どなたですか?と訊く女刑事。
ゴヌはシオンの肩に手をまわし、付き合っているんだ、と説明し、シオンも否定しません。
そして、遺失物センターへと戻って来るゴヌ。
6カ月だけ、と頼み込んで移動させてもらったようです。
シオンは保管庫の鏡に、また、幽霊が現れる前兆を感じているようです。
そこにゴヌもやって来て、二人同時に異常を感じ、振り向いています。
刺された後、悪夢を見るようになった、と言うゴヌにいっしょにヒビンのところに行こう、と言うシオンですが、行かない、と言うゴヌ。
二人が出て行き、無人になったはずの倉庫ですが、確かに、何らかの動く物体が…。
(ラストの感想)
何とも退屈な最終話でした…。
ヒョンジュンが生きていると分かり、そして亡くなったとなると、シオンがゴヌのところに再び行くには時間がかかるのは当然なんですよね。
結局、最終話はそのことに終始し、そのことしか描かれて無いといってもいい感じで、盛り上がりがないんです!
ヒョンジュンが生きているってことがもう少し前に分かり、事件らしい事件をもう一つ登場させるとかすれば、もう少し緊張感の保てるラストになったんじゃないか、などと思います。
あるいは、シーズン2が作られることを前提に、大きな謎を提示して終わるとか、ね。
それに、ムン局長の逮捕の後、もう1回ぐらい悪あがきがあるかと思っていたんですが、それもなくて、肩透かしって感じがしてしまったのも、残念。
ともあれ、守ってくれる素敵な二人の男性に囲まれ、幸せな2か月でした。
Entry ⇒ 2013.09.18 | Category ⇒ 君を守る恋~Who Are Yo~ | Comments (8) | Trackbacks (0)